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鉛筆は偉大 ─ 毎日スケッチをしてみることにした
スマートフォンがあまりにも便利で、日常的なメモから覚えのための記録写真まで片手でスパッとことをなせるのが当たり前になって久しいです。もちろん私もその恩恵にあずかっているわけですけれど、ふとしたときに手が漢字を思い出せないとか簡単にラフスケッチをしようと思った時に筆が進まないとかそういうことも増えてきました。単に年を取っただけかもしれませんけどね……
それがきっかけというわけでもないんですが、子どもがイラストやマンガを本気でやってみたいと考えているようで、手ほどきをするついでに自分も練習しようと鉛筆で日々少しずつでもスケッチをしてみることにしました。(それなりにデッサンをはじめ絵に心得がありますし、今もその延長で飯を喰ってるわけですし)
つーことで、まずはちょっと道具の紹介。
ステッドラーやHi-Uniなどのリアルな鉛筆でもいいんですが、気が向いたときにサクッと描けるといいよねと考えて1.3mm径の芯を使うシャープペンシルを選んでみました。リーズナブルだし描き心地は確かに鉛筆っぽいのでグッドです。
ここからは子どもに手本として隣で実際に描いてみた私のスケッチ。手本見せるとか言いながらかなり錆び付いてるので子ども以上のペースで自分が成長しなきゃならないプレッシャーと闘います。
初日。子どもに立体を描いてるんだよということを教えつつ実践してみた。久しぶりにこういうのを描くと頭の中にあるイメージほど手が動いてくれなくて打ちひしがれます。数年ぶりにサッカーやるとパス受けたつもりがメチャクチャ遠くて追いつかないみたいなアレに似た感覚。
2日目。朝食後にソファで少しくつろぎながら足を描いてみる。昨日の復習を兼ねて、輪郭線をなるべく描かずに面の向きを考える。端っこのは光の入射角・反射角を説明した図。観察と並行して理屈も使って描くんだよ、ということを説明したんだったかな。
3日目。昼寝をしている猫をササッと描いてみる。素早く特徴を拾う練習。何を描くとそれっぽくなるのか……とか。
4日目。続けてまた猫。とりあえず三日坊主にならずに済みました。さらに簡略化して特徴を抽出。振り返ってみると自分は光の意識よりフォルムとかに目がいってるのかなという気がします。
こうやってちょこちょこでも描いてみると、ちょっとした課題も見えてきて楽しいし、スケッチブック含めて500円程度ではじめられるのでおすすめです。