山– category –
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ドラマチックな富士山を求めて─鉄砲木ノ頭
年が明けて年末からのドタバタがなんとか一息ついた1月10日。浅間山に赤城山に男体山と自宅から望む山々も雪化粧が仕上がってきたことだし、そろそろ2025年の山初めをしようとSCWやWindyなどの天気予測とにらめっこをしていたものの、いまいち踏ん切りがつ... -
紅葉の残照と冬の訪れを楽しむ大山サンセットハイク
2024年の12月も半ば。寒気の訪れで急に冬らしさを増してくる中、まだ秋の残照のように赤く彩られた丹沢の大山を歩いてきた。 信仰の山として阿夫利神社が祀られる大山は、東京の高尾山や御岳山のように神社を中心に茶屋やケーブルカーなどがあり、暮らしの... -
紅葉の谷川連峰を一望する─白毛門
長かった……フィジカルもメンタルも、そして自分自身の経験としても。 2021年の秋にガスに包まれ、目の前に広がっているはずの錦繍の大屏風が幻と終わった初めての白毛門を昇った日。その翌年、@alcinist 氏と登るも体調が優れず途中リタイアした二度目の白... -
夏の那須周遊─三斗小屋温泉で過ごす1泊2日の山旅
毎年恒例になっている家族での夏の泊り山行。昨年までは3年連続で尾瀬ヶ原、尾瀬沼、見晴しと尾瀬でのんびり過ごしていて、それはそれでとても気に入っているのだが、違うエリアの夏も見てみたくなるのが人情だ。 雲取山や八ヶ岳などいくつか候補を挙げつ... -
石楠花を求めて─佐久の幽岳「御座山」へ
昨年(2023年)の12月にも訪れた御座山(おぐらさん)。山頂付近が石楠花に覆われていて花期がやってくるのを楽しみにしていた山だ。 株の密度から石楠花の名所だろうことは想像に難くないのだが、問題はいつが見頃なのかということだ。陽の当たり具合で同... -
最初の1滴を求めて─多摩川の源流、笠取山へ
新緑の山頂。2021年に撮影 ゴールデンウィーク後半の中日、東京の水源「多摩川」の源頭がある笠取山を歩いてきた。以前にもテント泊で登ったことのある山だが、今回は家族でのテント泊。コース的には日帰りでも十分なものだが、テント場のある笠取小屋から... -
桜満喫!春の裏高尾山歩
福島での1年がかりの仕事や、撮影機材の新調などが一通り落ち着いて、ようやく山歩きができる時間ができたので以前から気になってた裏高尾エリアを歩いてきた。 関東の平地ではソメイヨシノはすっかり散り落ちて、ピークは八重桜などに移り変わりつつある... -
純白に輝く赤城黒檜山
2024シーズンの最後の雪山として山友の @alcinist 氏と群馬県の赤城山の最高峰「黒檜山」へ登ってきた。冬の赤城山には過去に何度も訪れていたが、黒檜山には登ったことがない。(夏には登ったことがある) 雪の少ないシーズンながら、予定日の前日はそこ... -
上州の鋭鋒、武尊山剣ヶ峰
実際の訪問はひとつ前の記事「澄みわたる空と新雪の入笠山スノーハイク」の少し前、2024年の山初めとして上州の鋭鋒「武尊山」へ行ってきた。 かっこよさげに語りだしたものの、現実は11月から1ヶ月以上デスクワークで缶詰だったおかげで体力は落ちきって... -
澄みわたる空と新雪の入笠山スノーハイク
雪が少ない2024年の冬。1月半ばにしてようやく寒気が入り込み雪化粧した南アルプスの北端、入笠山を妻と友人の @404_Empty とともにスノーハイクしてきた。 当初の予定では富士見パノラマスキー場のゴンドラを使わず、沢入登山口から歩いて入笠湿原や山頂... -
佐久の雲海に衝き上げる孤高の峰─御座山
雲の海に浮かぶ独立峰 八ヶ岳から東を眺めると秩父の山々から離れ、左右対称なシルエットを雲海上に衝き上げる山がある。雲の海に浮かぶ岬のようでもあり、その山頂からは遮るもののない絶景が望めるであろうことは想像に難くない。それが長野県北相木村と... -
素足を拡張するハイキングシューズ「MERRELL WRAPT」
MERRELL WRAPT GRANITE 普段使いからちょっとしたハイクまで1年半ほど履いてきたSALOMONのOutline Wide Gore-TEX。軽くてグリップも良く、Gore-TEXのおかげでちょっとした雨や水辺でも快適に歩けるので気に入っていた。とはいえ……1年半と少しの間、オン・...