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初冬の日光へ
先週になってしまいましたが、日光へあたらしいデミオの慣らしも兼ねてドライブしてきました。
以前にも日光には来たことがあるものの、その時はゴールデンウィークだったこともあり、東照宮ぐらいしか見られなかったので、今回は中禅寺湖や華厳の滝の周辺を巡ってみようという計画です。
到着予定は11時過ぎ。
少し早いけど、混雑前にお昼にします。
日光周辺でうまいもの屋はないかと探してみると、以前友人がFacebookで絶賛していた正嗣がヒット。
餃子好きな我が家としてはこれは見逃せない、ということで開店一番で行ってみました。
メニューは焼餃子と水餃子、それぞれ1人前210円のみでライスすらないという潔さ。
肝心の味はどうか、といえば表現が難しいんですが、安心できる旨さと言えばいいのか…
鼎泰豊の小籠包のようにわかりやすくズドンとくる旨さと違い、しょっちゅう食べても飽きが来ないジワリとくる旨さです。
さっぱりめの餃子に香ばしいラー油が、タレに少々パンチを効かせていていくらでもいけそう。
語彙力の乏しさゆえに伝わらなさを感じるところですが、腹ごしらえを終えたところで次の目的地へ向かいます。
前回の日光で渋滞に諦めた、いろは坂・華厳の滝・中禅寺湖方面です。
まずは明智平展望台を目指します。
第2いろは坂を登り切るちょっと手前に現れる駐車場が明智平ロープウェイ。
距離はごく短いですが、レトロな趣きの小さなゴンドラに揺られて頂上の展望台へ向かいます。
ちなみに、昔は日光からここまでケーブルカーが通っていたそうです。
現役で営業している施設の窓からいきなり見せつけられる退廃感になんとも言えない侘しさを感じさせられます。
展望台側の駅について数段ほどの階段を上ると…
いきなりこの景色が眼前に広がります。
中禅寺湖・華厳の滝・男体山がひとまとめに臨めるまさに絶景。
路側帯に雪がちらほらあるような天候なので紅葉はとっくに終わっていますが、色気の少なさがかえって荒涼とした迫力を強調しているように感じます。
振り返って日光側を見渡してみると、左手に屏風岩、真下にいろは坂、少し向こうに日光市街を見渡せます。
ひとしきり展望台からのパノラマを楽しんだので、いよいよ華厳の滝へ向かいます。
若い頃はまさか滝を見るために出かけるなんて日がくるとは思いもよりませんでしたが、わからないもんですね。
いろは坂を登り切ったところにある駐車場に車を止めて滝下へ向かう有料エレベーターに乗ると、さきほど明智平から見た滝の真正面へ出ます。
雲がかかってきてあいにくな空模様ですが、紅葉に色めく秋や真っ白になる冬は滝を中心に両翼の岸壁とのコントラストが壮観だろうなと想像できます。またいつか季節を変えて訪れたいですね。
チェックポイントをある程度消化したこの時点でまだ日が高いので、ちょっと足を伸ばして戦場ヶ原方面へ行ってみることにしました。
シーズン的に通行止めや閉鎖されている場所があったので、湯ノ湖まで行って折り返してきました。
戦場ヶ原を横に眺めながら湯ノ湖へ向かう道は、除雪はされているものの少しばかり雪模様。
まだ慣らし切れてない新しいスタッドレスタイヤなので注意しながら走ります。
湿原を過ぎてしばらく続く林が切れたところが湯滝と湯ノ湖。
路肩にある駐車場に車を止めて、外に出てみると完全に真冬の寒さ。凍り付くような冷たい風でした。
意を決して、橋を渡り写真を数枚撮ったものの10分そこらでギブアップ。
陽もやや傾いてきたので日光へ戻り、日光田母沢御用邸に行ってみることにしました。
大正天皇の静養地として使われた他、今上天皇の疎開先としても使われていたそうです。
冬は刺さるような寒さが想像に難くありませんが、夏場や春秋は美しい景色と庭園で静養には良さそうですね。
ちなみに2枚目のビリヤード台はビリヤード台のなんて無粋な呼び方ではなく御玉突台と呼ぶそうです。キューのことは御玉突棒と呼ぶんでしょうか?
閉館までの小一時間、案内係のおじさん達と世間話をしながら一巡りしたところで日が暮れたので帰路につくことにします。
晩ご飯は休憩を兼ねて羽生PAの鬼平江戸処で。
以前一度来たことがあるので、どんな味かは分かっているんですが他にピンとくるものがなかったので、今回も結局「五鉄の軍鶏鍋」にしてしまいました。
人形町の玉ひでの出店ということなので味は確かなんですが、「五鉄の軍鶏鍋」か?と問われるとちょっと違う気がします。鰹出汁っぽいし。
といっても元々五鉄のモデルは玉ひでらしいので、こっちの方が正しいのか…
書いた本人が亡くなってるんで確かめ様がありませんね。
今回はデミオの慣らしも兼ねてのドライブだったので、最後に走行距離と燃費を。
ざっくり380kmを走って16.8km/L。今時驚くような燃費ではありませんが、いろは坂など山間部を走ったりAWDに3名乗車ということを考慮するとなかなかいいんじゃないかと思います。
それ以上に驚かされたのが高速道路での路面に吸い付くような安定感と、売りどころの大トルク。
いろは坂のような上りのワインディングでキックダウンなしでグイグイ登っていくのも爽快なんですが、高速の追い越しもエンジンを唸らせることなくサラッとこなしてしまいます。
XD Touring の名前の通り、ツアラーとして本当に良くできた車です。