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CaptureOneとLightroomを主観的に比較
Lightroomで薄雲がかかった様な月夜とか夕焼けのグラデーションとか、もう少し綺麗に引き出せないかなということで比較をスタート。
今回の比較はCaptureOne・Lightroomともにパラメータを合わせた客観的な比較というよりも、ノイズが許容できなくなる限界までトーンを引っ張り出すというかなり主観的な比較です。
まずは飛行機が月をよぎった日没手前ごろの時間帯の写真。
縮小すると分かりにくいですが、月の立体感や光輪から空へかけてのグラデーションは顕著にCaptureOneに軍配があがります。
いつもLightroomでもバンディングが起きない様に注意深く調整するようにしているんですが、いきなりこうもはっきり差が出るとは…
続いて薄雲に見え隠れする満月。
結果を比べるまでも無く、CaptureOneで調整しはじめたところで既に「何コレ?」な状態。
月の左上あたりの雲のディテールの出方が全然違う。同じRAWデータのはずなのに別のカメラ・レンズで撮ったんじゃないかというぐらいに濃密です。
この手の写真、いつもLightroomでディテールを失わずにもっと綺麗にトーンが繋がらないかと試行錯誤しているのですが、試用版かつ不慣れなCaptureOneでここまで出来てしまうと、なんとも言えない気持ちになります。
もちろん、LightroomがRAW現像ツールのデファクトスタンダードなのには色々と理由があるものの、CaptureOneも無視できない魅力があります。
追記(2016/02/11)
使用しているカメラ用のしっかりとしたLUT(ルックアップテーブル)が用意されていれば、C1でもLRでもそれほど変わらない出力が得られるそうです。
キヤノンやニコンのカメラならまた違った結果になるかも知れません。