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スタバでドヤれないMacを買ったら最初にすべきこと
Macの初期設定記事を煽る記事と見せかけて、キャリブレーションやカラーマネジメントのことについて調べてみたという記事です。
きっかけはOKP(id:OKP)さんの以下の記事から派生したTwitter上でのやりとりです。
フォトブックってRGB入稿だけど、カラープロファイルとか色あわせってどうやってるんだろう?みたいな流れから、まぁいっか的な終わり方をしていたのですが、新しいiMacのディスプレイをキャリブレーションするついでに改めて調べてみようと思い立って書いてみました。
なのですが、実際カラーマネジメントまで踏み込むと、 “A long time ago in a galaxcy far,far away….” となってしまうお話なので、とても詳しく解説されている以下のサイトにサラッとリンクで流します。(とても深いお話なので、できれば本記事を読んだ後に開いていただけると嬉しいです)
WUXGA高解像度ワイド液晶ディスプレイ選び 更新・最新情報 : miyahan.com
ざっくりとカラーマネジメントとは
カラーマネジメントで目指す理想の環境というのは次のような条件で、要はインプット(カメラなど)からアウトプット(印刷)まで一貫して同じ色見て話しましょうということですね。
ディスプレイで見る画像はRGB、印刷される画像はCMYKなので、カラーマネジメントできていないと不毛なやりとりが発生するわけです。
- 無彩色の壁紙の部屋で色評価用蛍光灯に統一する
- もちろん自分の着る服も無彩色、赤とかもってのほか(理想はグレーの全身タイツ?)
- ディスプレイ、スキャナー、プリンターのキャリブレーションは定期的にする(同じ機種でも個体ごと、各機器の質も問われます)
- この環境と知識をフォトグラファー・デザイナー・印刷所で共有
- プロファイルの不一致のダイアログでプロファイルを破棄する人間はワークフローから排除する
- 印刷する時は印刷機を全部洗浄(インクが混ざるから)
まぁ無理です。適当おじさんには無理。潔く諦めました。(特に上から二つと一番下の条件)
とはいえ、古い知識のまま自分の中でアップデートできていないので、間違いがあればご指摘いただけると嬉しいです。
RGBデータでの印刷ってどうなの?
で、そもそものきっかけはRGBデータでの印刷ってどうなってるの?ということだったのですが、10年ちょっと前にこのあたりのことを勉強した際、RGBデータのまま入稿できる印刷所もあるよということも聞いていたので、これまで私は実際にRGB入稿を利用したことはありませんが、調べてみたところオンデマンド印刷のgr@phicさんがRGBでの入稿に対応していました。
「sRGBの色域に迫る」とあるので下手に自分でCMYK変換するよりいいかも知れません。(具体的な再現度がわからないのがやや気になりますが)
ビビッドカラープリント|印刷通販のグラフィック|オリジナルプリント作成の決定版!
ちなみに、sRGB(白い線)とCMYK(JapanColor2001Coated)ではこんなに色空間に差があります。色あわせが難しいわけです。
Macをお使いの方はApplication/Utilityの中にあるColorSyncUtilityで色々くらべてみると面白いですよ。
ここから本題です
前置きがやたら長くなりましたが、ようやくディスプレイのキャリブレーションの話です。
何にせよ、カラマネまで話を広げてしまうと個人ではどうしようもない要因もありますし、自宅用のMacはガチガチの仕事に使うわけでもないので簡単にディスプレイのキャリブレーションだけで済ませています。
それで、キャリブレーションはどうしてる?ってことなのですが、ここで登場するのがi1 DISPLAY PRO。
【国内正規代理店品】X-rite エックスライト ディスプレイキャリブレーションツール i1Display Pro アイワン・ディスプレイプロ KHG1035
- 出版社/メーカー: エックスライト
- 発売日: 2011/10/01
- メディア: Camera
- 購入: 4人 クリック: 26回
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これですね。
使い方は簡単なのですが、ちょこちょこと注意点などがありまして、その辺りについてはstudio9さんで詳しく説明されているので、そちらを参照いただくとよいかと思います。(雑)
Macだとグラフィックドライバ云々のくだりはすっとばせます。