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廃村を写真で振り返ってみる
今週のお題「好きな街」とはズレてしまうかもしれませんが、今でもたまに思い出す「東京都内のとある廃村」です。
ガスも水道も通らず街へも毎回尾根を越えて行かなければならない不便さ故に誰も住まなくなって捨てられた村です。
噂に聞くところではすでに林道整備などで取り壊され廃村ですらなくなってしまったそうです。
訪れたのは確か9年前。
当時Google Earthで怪しげな地形を見つけては、その地域の記録をあたって廃村がないかと調べる妙な趣味を持っていた私が見つけた場所です。
そしてなぜかフィルム撮影です。
実際はデジカメのバッテリーを充電し忘れてただけなのですが、9年前は慌てて近くの店に駆け込んでもフィルムが手に入ったんだなということに驚きを覚えます。
CANONのEOSで撮ってるはずなのに取り込み時にトリミングしちゃったのかなぜか3:4になっていますね。
フィルムははっきり覚えていませんが、当時最もポピュラーに手に入るFUJICOLOR 100あたりだったと思います。
青梅線のとある駅
山間部を走る電車を降りて、山へ向かいます。
目的の村はここから約1時間歩いた場所にあります。
尾根を越えて
民家の脇の登山道を登っていくと、尾根付近に小さな祠がありました。
ここが目印でこの先の二又を左に行けば普通の登山道、右に行けば目的の廃村です。(たぶん今は変わっていると思います)
先に進んでいくと、所々にお小さな流れをまたぐ橋が架けられているのですが、ご覧の通りとても心許ない丸太を針金で束ねただけの橋です。
学校や仕事のために毎日この道を通らなければならないことを考えると廃村になってしまったのも納得です。
そこからもう少し進むと、突然異様な空間が現れます。
といっても、オカルト的な話では無く、周囲は林業のために育成されたまっすぐな杉に囲まれているのに、その真ん中にぽっかりと自然な風化にまかせた村があるので異様に見えるのです。
生活のあと
崩れつつある住宅があったり(実際この写真の半月後ぐらいに崩壊したそうです)
井戸や洗い場などの水場があったり当時の生活を垣間見ることができます。
廃村探訪なんて、かつて誰かが暮らした場所へ勝手にお邪魔するゲスな行為にほかならないのですが、実際に現地を目の前にしながらこの村が辿った経緯を思い浮かべると色々と感慨深いものがあります。
廃村へ向かおうという方へお願い
行くことは止めませんが、そこはかつて誰かが暮らした場所で、今は誰も住んでいないとしてもお墓参りに訪れるご親族がいることもあります。
写真を見ての通り突然囲みのない井戸があったり、建物もいつ崩壊するかわからない危険な場所です。
廃村探訪をする場合は必ず誰かと連れだった上で、その土地に関係する方々への配慮を忘れないようにしてください。
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