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やさしめ中望遠 OM ZUIKO AUTO-T 135/3.5
またしてもやってしまった・・・
世の中あたらしいカメラで盛り上がる中、私は古いレンズで盛り上がってます
先月手に入れたZUIKO AUTO-T 200/4のキレの素晴らしさにすっかりハマってしまったわけですが、200mmというのは多少慣れたとはいえ、やはり扱いづらい画角なのは否定できません。
以前からCONTAX Sonnar T* 2.8/135やZUIKO AUTO-T 135/2.8あたりの中望遠レンズが街中で使う望遠としては良さそうだな〜なんて思っていました。どちらも描写は素晴らしいのにリーズナブルな相場というのも魅力のレンズです。
そんな折、とあるオークションを眺めていたら終了間際なのに2倍テレコン付で1,000円で入札なしという物件があるじゃないですか。いわゆるZUIKOの暗い方、135mmの開放F値3.5。ZUIKOの暗い方に外れなしとも言いますし、ダメでもともと、カビがなければ当たり玉ということで落札してみました。
届いたレンズをさっそくチェックしてみると中玉にチリが付いているもののカビもくもりもなさそうで概ね良好。内蔵フードにちょこっとキズがありますが、どうせ使っている内につくものですし気にするものでもありません。
レンズ購入時恒例の・・・
このブログでのレンズ購入時の恒例行事、たま(猫)での解像チェックです。
まずは開放。このレンズ、ネットでの評は開放からしっかりとされていることが多いので期待していたのですが、実写してみたところ200/4ほどの鋭いキレがあるレンズではないようです。
Planar T* 1.4/50のように開放がふわっふわということはなく、確かにしっかり描写です。ただ全体にやわらかい雰囲気でポートレートなどには向いているのかも知れません。
続いて少し絞ったF5.6。開放に較べて気持ちシャッキリしますが、これ以上絞っても大差ありません。
室内で使ってみたファーストインプレッションとしては「すっごく普通のレンズ」という印象です。良くも悪くもなく凡庸というか、強いて欠点を挙げるとすれば1クリック絞ったF5.6から玉ボケが崩れるということぐらい?(135mmとしてはかなりコンパクトというのは魅力かもしれません)
ノスタルジックな描写は得意なのかも
特段突き抜けた特徴があるレンズでもなさそうということが分かったところで、テーブルの上に置いてあったミッフィーの器を逆光ハイキーで撮ってみました。
あら?ちょっとノスタルジックで案外いい雰囲気が出てるかも?
ちょっと外に持ち出して色々撮ってみたくなりました。やわらかい光を捉えるのが楽しいレンズかも知れません。
おまけのテレコン MC6
さてさて、今回の物件はおまけでKenkoのTELEPLUS MC6という2倍テレコンがついていました。200/4に付けて400mmの画角が手に入るかも、と半ばこちらがメインだった様な気がします。
実際どんなものか見てみましょう。
うん?これは・・・ ケラれは出るし像面も歪んでるし200/4の魅力であるカミソリのようなキレもスポイルされてしまっています。あくまでおまけ、本体の135/3.5がちゃんとしているので気にしないことにしましょう。
ところでアンカーリンクスを使って着脱が容易とはいえ、2台のカメラに対してストラップ1本なのは撮り歩きする際にやはり不便。そろそろこれも買ってみようかしらと思ってます。