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AF対応マウントアダプター Commlite CM-EF-NEX を買ってみた
防湿庫の奥で眠る数本のEFレンズ。OM-Dとα7 II、そしてFマウントのフィルムカメラ(F3とEM)を使う私のもとになぜEFマウントのレンズがあるのか?
その経緯は過去の記事で触れているのですが、要は父から譲り受けたEOS-1(文鎮)にくっついてきたレンズなのです。
EF 100-300mm F5.6Lはマクロ機能もある望遠ズームとなかなか私好みだったりもするのですが、いくらLレンズとは言え開放F値は暗いし直進ズームだし初期のEFレンズでAFはお察しと、あえて使うこともないかなというレンズ。
しかし、もう1本のSIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DGは死蔵させておくには惜しいレンズ。通称カミソリマクロとも呼ばれるSIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DGの兄弟レンズなのです。
あーだこーだと前置きが長くなりましたが、このレンズが使いたいがためにEF-Eマウントの電子接点付マウントアダプターを買ってみたよというお話です。この手のアダプターなら今はSIGMAのMC-11あるじゃないとも思うのですけど、ちょっと値が張ることとこれからEFマウントのレンズを増やすつもりもそれほどないのでリーズナブルに済ませたかったのです。
そんなわけでCommlite CM-EF-NEXという実売8千円前後のアダプターを購入してみました。
Commlite CM-EF-NEX
さて、このアダプターで最も重要なのは電子接点があるというところです。EFレンズは絞りが電磁制御なので接点がないと開放絞りでしか使えないことになります。それはさすがに不便極まりますよね。中には接点なしのEF-Eアダプターもありますが、それならわざわざEFマウントレンズ使わないかなと・・・
実際にCommlite CM-EF-NEXをα7IIにマウントしてみたところ、以下のような動作結果でした。試したのが古めのEFマウントレンズばかりなので最近のものだと結果は違うかもしれませんが、期待は高く持たない方が良いでしょう。そもそも純正ではないので動けばラッキーぐらいの代物です。
- AFは期待しない(迷ったら迷いっぱなし)
- 絞りの制御は問題無く前後のダイヤルに反応する
- EXIFに焦点距離とF値は記録される(レンズ名はDT0mmF0SAMとなる)
- 手ブレ補正も効くらしい(IS付レンズを持っていないので未確認)
- デフォルトではAPS-Cレンズとして認識される(ボディ側で切り替えを自動からオフにすればOK)
ちなみに三脚座は着脱式で工具なしで付け外し可能です(気が利いてる!)
SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG
ここから先は実際に撮影した写真を並べてみます。AFは実用に耐えないスピードですが、マクロレンズですのでさっさとMFに切り替えてしまえばストレスはありません。ボケはややざわつくところがあるもののピント面の解像力というかキレは開放から素晴らしいですね。
Flickrでご覧いただくと撮影データが記録されているのが確認いただけます。