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梅雨入り前の最後の山「霧ヶ峰」へ行ってきた(前編)
登山と言うかは微妙なところ?ですが「梅雨入り前に山へ行っておきたい!」と霧ヶ峰へ行ってきました。もともと今年の夏休みに行くつもりだったのですが、子どもが思いの外歩けることが分かったので、夏は別の山へ行くことにし前倒しで霧ヶ峰登山となりました。
やや雲はあったものの概ね晴れで、結論から言えば最高!体力や装備に合わせて短いルートから長いルートまで選べるし家族登山には最高の山でした!
登山計画と実際のルート
当初の登山計画は車山肩駐車場からスタートして車山山頂→蝶々深山→物見石→八島湿原→八島湿原バス停でゴール、そこからバスで車山肩駐車場まで戻ってくる7.4kmのルート。
ですが、歩いているうちに意外と歩けるねということで予定を変更。八島湿原まで行ったら沢渡方面へ抜けて歩きで車山肩駐車場へ戻る9.1kmのルートをとりました。
小2の子どもにとっては少々きついルート変更だったかなという気がしないでもありませんが、ルートは広く歩きやすいし最後の駐車場手前の勾配以外それほどきつい場所もなかったのでところどころへばったものの「ほら、ヤマノススメで見たところだよ」で気を持ち直して楽しく歩けたようです。(アニメとは逆回りのルートですけど)
そういえば2018年に第3期が始まるようですね。
いざ山頂へ向けて出発
駐車場の時点ですでに絶景
準備ができたらいざ出発!
駐車場へ到着する前にすでに目にしてはいるものの眼下に雲海が見えています。「消える前にできれば高いところから眺めたい」と少々気が急きますが序盤のペースは大事、焦らず落ち着いて急ぎましょう。(どっちだ)
目指すは左上に見える球体(気象観測レーダー)がある、1925mの車山山頂です。
360°どこを見ても素晴らしい景色なので、いつもは私のことなどほっといて先に進む妻も子どもも全然前に進みません。(笑)
途中のベンチで雲海ウォッチ
ところどころ景観の良い場所にはベンチとテーブルがあるもので、ただでさえ遅いペースがさらにのんびりペースになってしまいます。時折見える富士山や、そのために少しペースを早めた雲海を前に「すごーい!」「やばーい!」ぐらいしか言葉が出てきません。絶景を前に完全に語彙力が低下しています。
というか、ここではそれ以外の言葉って要らないかも?
気が付いたら山頂だった
適度にはしゃぎながら快調に登っていくとあっという間に山頂に着いてしまいました。あっけない感じはあるものの、ひとまず百名山スタンプ1つめ制覇です。(ヤマスタの話です)
山頂からはパノラマを撮れと言わんばかりの景色が広がっているのでもちろんやっておきましたスティッチパノラマ。左手の八ヶ岳から富士山を挟んで南アルプスの山々が美しい。
真ん中にかかった雲が気になるなと最初は思っていたものの、しばらく眺めていると富士山から吹き出した雲がこちらに迫ってくるようにも見えて、これはこれで面白いですね。
ここからが本番、雄大な草原へ向かう
車山山頂からのパノラマを楽しんだら次の目的地、蝶々深山へ向かいます。下る階段とその延長線上にある白樺湖・蓼科山というラインがこれまた美しい。長野ズルい!
さて、そんな風に長野というか霧ヶ峰高原の歯噛みする程の素晴らしさを胸に階段を下りきって蝶々深山へ!と行きたいところですが、長くなってきたので今回はここで一旦切って前編・後編と分けたいと思います。それでは次回お楽しみに!
後編書きました!
カメラとレンズ
今回もカメラはE-M1 MarkIIにレンズはMZD 12-40mm F2.8 PROとCarl Zeiss Makro-Planar T* 2/100です。もしかして使うかも?とZD 50mm F2 Macroも持って行ったもののこちらは結局使わず仕舞いでした。
ありがたいことに先日OKPさん(id:OKP)にトップローダーバッグをいただいたので、今回は新しいカメラの携行方法も試してみました。といってもOKPさんが以前ブログで紹介していた方法をほぼそのままなぞっているだけなので詳細は以下のリンクをお読みいただくとして、ザックの前にトップローダーをぶら下げると何がいいのかということを挙げてみたいと思います。
トップローダーを使うことで機材の居場所ができる
これは状況にも大きく左右されるところなのですが、カメラ本体はストラップで斜めがけすることで交換用のレンズを身体の前に置いておけるようになります。これによってレンズ交換のたびにザックを下ろす必要がなくなりますし、ザック内にカメラ・レンズのスペースが不要になるのでザックのバランスが変わらなくて済むというおまけもあります。
ザックとの接続はPETZLのEXPRESSというクライミング用のスリングでショルダーハーネスのアジャスターからぶら下げています。私は店頭で17cmのカラビナ無しのものしか見つけられませんでしたが、25cmのものやカラビナ付のものもあるようです。
強度についてはもともとクライミング用のアイテムなのでカメラ程度はまったく問題ないでしょう。むしろ接続に使ったのカラビナやOリングの方が心配なぐらいですが、丸1日使ってみた感触ではこちらも強度は十分に足りているようです。
固定力に余裕のあるミニ三脚があると幅が広がる
ところで今回は三脚は車に置いてミニ三脚のPIXIを持って歩いてみました。WiFiリモート(スマホでリモコンになる機能)を使って山頂での記念写真や、ファインダーや背面モニターでもチェックしにくいアングルからの撮影などミニ三脚があると助かるな〜って場面はけっこうあります。
無風ならばPIXIでもE-M1 MarkIIはギリギリOKという感じ(手で落下を防止する前提)ですが、もう少し安心して乗せられるミニ三脚が欲しくなりました。な〜んて考えているところにドンピシャで「かめらと。」さんに良い記事がありました。