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伊佐沼で古代蓮を追いかける
昨年開花のピーク時に見た光景が忘れられず今年もすでに何度か足を運んでいる伊佐沼。関東では印旛沼に次ぐ大きさの沼らしく、水鳥を狙う方やウォーキングの方などで早朝から以外と賑わっています。
今年はまだピークといえるまでの状況ではないようですが、蓮の花が一斉にゆらゆら揺れながら開いていく様子は本当に言葉を失う景色でした。
もう一度あの光景を見たいと思ってはいるものの、自然相手のことですし足繁く通うしかありません。とはいえ、すでに花自体は見事に咲く姿を見せているので望遠でのクローズアップで撮影してみました。
全てをフレームに収めようとするのは欲張りだ
蓮と言えば見事に開いたそのフォルム・色からみごとに開花した姿をイメージして全てをフレームに収めてしまいたくなってしまいますが、雨風や虫にさらされる屋外の株ではまず難しいのではないかと思います。蓮ですから、そういった要素も含めて諸行無常的に楽しめばいいんじゃないですかね。
諸行無常と言えば、この写真はZUIKO AUTO-T 200mm F4で撮影したものなんですが、これだって諸行無常です。当時はそれなりの値段のレンズだったはずですが、今はミントコンディションなのに1000円程度で投げ売り状態なのですから。今時のレンズと較べると逆光時にやや気を遣う必要はありますが、「開放からシャープ」とはまさにこのレンズのためにある言葉。
それにしても・・・
望遠で近距離の被写体をフレームに収めていくのは本当に楽しい。ズームもできない単焦点だとこれでもかという程身体を動かす必要があるものの、予測したイメージにぴたりとはまる構図が見付かったときの歓喜は格別です。
蓮の周辺で暮らすいきものたち
大きな花を咲かせる蓮の回りにはその恩恵にあずかろうと様々ないきものが暮らしている姿が見てとれます。こちらはカイツブリの雛でしょうか、蓮の葉の下で休む魚でも狙っているようです。
ボール状になった大きな葉をうまく使って巣を張った小さな蜘蛛。きっと蓮の蜜に釣られてきた蝶や蜂が良い具合にかかってくれるのでしょう。水の上なら不用意に通りかかった人間に崩される心配もありません。
最高の蓮を追いかける日々はまだ続く
さて、前回と今回と続けて蓮のことについて書きましたが、まだまだこれだというものが撮れません。ピークもこれからのようですし、しばらく早起きする日々が続きそうです。