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リバーサルを投影して楽しむという贅沢
お留守番だったたまも気になる様子
スライドを投影して鑑賞したい!
今年の夏旅行は高山・平湯・乗鞍と楽しんできたということを先日書きました。
- 変則旅程で朝の涼しいうちに高山散策を満喫する – SpaceFlier
- 山への誘い 奥飛騨温泉郷 平湯温泉で英気を養う – SpaceFlier
- 夏の乗鞍・剣ヶ峰 家族で登る3000m峰 – SpaceFlier
- FUJICHROME Velvia 100で撮った夏の乗鞍 – SpaceFlier
その際、最後の乗鞍ではNikon F3とAi Nikkor 35mm F2にリバーサルフィルムのVelvia100を入れて撮影してきました。
そのフィルムをいつものようにデジタル複写してディスプレイで鑑賞するのも十分に楽しいものでしたが、せっかくのリバーサルフィルムだしスライドプロジェクターで鑑賞したいとの思いが沸々と湧いてきました。
持つべき者は近くの山男
しかしネットオークションなどでは流通しているものの、現在ではほとんど扱いが終了している様子。時代を考えれば仕方ないとはいえなかなか諦めきれません。
どうしたものかと悩んでいたところ、近くに持っていそうな人物がいるではありませんか。その人物とは伯父、厳冬期の穂高へラッセルしながら夫婦で登る山男で中判カメラはもとより大判まで扱う人物です。おまけに自宅に暗室まで作っているとなれば期待大!
そんなわけで電話してみたところ「あるよ」との返事。さっそくスライドを持って伺ったところ自作のスクリーンまで用意して待ってくれているではないですか。
もちろん、到着するなり鑑賞会の開始です(笑)伯父が90年頃?にKodachromeで撮影した立山や私が撮影してきた乗鞍を見ては、「いいなぁ」「あそこは○○だよね」なんて言葉が溢れてきます。平湯の話に触れた時、伯母からも「温泉玉子が美味しいよね」との発言。なんと平湯マンでした。ちなみに伯父はバスターミナルを使うだけでスルーとのことでしたので栄太郎泊を勧めたのは言うまでもありません。
スライド鑑賞は体験として格別
伯父宅でも一通りスライドの鑑賞はしたのですが、後の予定もあって慌ただしかったのでプロジェクターを借りて自宅でも鑑賞しました。
スクリーンが無いので壁への直接投影ですが、あたかもそこに窓があってそこに乗鞍の景色が見えるようです。家族で団欒しながら鑑賞できるこの体験は別格の楽しさです。
オンデマンドの出力で大きなサイズのプリントが作りやすくなったとはいえ、このサイズで鑑賞できることはそうそうありません。いや、これは本当に楽しいです。
どでかいお土産も
話は戻ります。伯父宅からプロジェクターを借りて帰る際、もう一つどでかいおまけがついてくることになりました。
それがこちら。
通称バケペンことPENTAX 67です。しばらく使う予定もないようで「ひとまず預けておく」とのことですが、これを預かるならしっかりメンテもしておかなければですね。
それにしてもボディ・レンズ合わせて2.2kgという重量は強烈です。
ずしりとかではなく「ドシン」とくる重さ。レンズに添える左手も鷲掴みというのがちょうど良いぐらいのレンズ径。
ペンタプリズムもこの通り。私の握り拳と同じぐらいあって笑わずにいられません。
常々PENTAXのカメラも気になっていたものの、AmazonのセールでおなじみのK-S2をうっかり購入かと思いきや、まさかの67が初ペンタックスになりました。
それはともかく、この山のようなカメラをリバーサルフィルムと共に次回の山へ持って行くのが楽しみでなりません。