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紅葉の一ノ倉沢を楽しむ
1年越しの一ノ倉沢のモルゲンロートを堪能した後は、朝の爽やかの光にあふれる一ノ倉沢の紅葉を楽しみ、錦繍の新道をハイキングします。
一ノ倉沢のモルゲンロートの様子はこちらからどうぞ。
全体的にテンション振り切っていたのでほとんど写真です。
光が満ちる一ノ倉沢
カップラーメンとコーヒーを啜りつつモルゲンロートを楽しみ、湯桧曽川沿いの新道に向けてハイク開始と振り返ってみると紅葉の谷間に朝日が満ちてくる光景が広がっていました。念願の景色を見た直後だというのに一瞬にしてこちらの景色に心を奪われてしまいました。
せっかくナイトハイクをしてここまで来たわけですし、時間の余裕はたっぷりです。もう少し陽が満ちてくる一ノ倉沢を堪能していくことにしましょうか。
どちらを向いても色彩に溢れた素晴らしい景色。
グッと望遠で稜線に寄ってみたり。1年前に見たこの岩稜はもっと白かった記憶ですが、まだ上の方にも紅葉が残っている様子です。
ド定番の一ノ倉沢を撮ってもな〜とカメラを少し右に振ってみるとWの字が輝いていました。
なんていいつつしっかり定番も押さえます。「これぞ。」という景色ですね。
光溢れる新道へ
しっかりと一ノ倉沢を堪能したことですしそろそろ新道へ向かいます。左下の岸壁沿いの道を歩いて行くわけですけど、もう期待しかないですよね。
もうテンションが上がりっぱなしです。
少し先から一ノ倉沢を振り返って。朝のスッキリした光に照らされる山を見ると高揚しちゃいますね。
沢から離れてしばらく木立の中を歩くことのですが、これがまた気持ちよくて。話を弾ませながら歩いていたら新道に降りる分岐を通り過ぎてしまっていました。といっても、時間に余裕があるならもう少し先まで行ってみようかなんて話していたので結果オーライです。
幽ノ沢
そのまま少し進めば幽ノ沢。一ノ倉沢の隣にある谷です。こちらも負けず劣らず圧巻の景観が広がります。
あいにく沢の手前の橋の工事で沢の中へは入れませんでしたが紅葉した木々のボリュームは一ノ倉沢以上でした。
三脚を抱えたカメラマン数人とすれ違いましたし、こちらでモルゲンロートを楽しむ方もいるようです。近くに水場もありますし、温かい珈琲を飲みながら幽ノ沢の夜明けを眺めるのも良いかも知れません。
巡視小屋で折り返し
二つの沢(岩壁)を楽しんで今度こそ新道へ降りるべく巡視小屋へ向かいます。
分岐点を忘れずに。
右上の人を見ると分かりますが、かなり急に下ります。わずか200mで約60mを下る勾配です。
とはいえ難所と言うほどでもないので、足下に積もった落ち葉にだけ気をつけて下ればまもなく巡視小屋に到着です。JRのメンテナンス用の施設なのか登山者は利用できませんが、軒先を借りて小休憩。行動食で小腹を満たして再出発。この先、土合口まで特に険しい箇所もなくおだやかなハイキングルートでのんびりと散策を楽しめるので季節を変えて何度も歩きたくなる道です。
道が穏やかだと撮る写真も変わるような気がします。
パンツァードラグーン的な倒木。(分かります?)
湯桧曽川の河原を楽しむ
紅葉の森の中を快調に進み、前回見つけた湯桧曽川の河原へ出られる場所で一休み。
もうめちゃくちゃ気持ちいい。川の水で手を洗ったりゴロゴロしたり、あっちの山はなんだ、こっちはなんだとしばらく楽しみました。
最後の滝と悲劇…
色々と大満足の一ノ倉沢紅葉ハイクでしたが、土合口のゴール直前のちょっとした滝で悲劇が起こりました。
横着をしてレンズキャップを付けないまま岩づたいに進む途中カメラがフラッと揺れてAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDがかつっと切り立った岩の先端にヒット…
見事に前玉がチップしてしまいました。
14-24の前玉傷、意外なほど影響がないっぽい pic.twitter.com/Gz44sKWZpe
— タケル – 沼の季節がやってきました (@TKL) 2018年10月29日
直後に平静を装って逆光で影響がないか撮影してみたりしたものの、後日別の沢で撮影時にしっかり影響がでることが判明してしまいました。完全に自分の不注意とは言えなかなかの精神的ダメージです。
不幸中の幸いというかまったくもって撮影できないということもなく、特定条件以外では使えるのでしばらくしたら修理にだすことにしましょう。
大満足のハイキング
最後の最後で手痛いミスをしてしまったものの、1年越しの景色も見られましたし全体を通して最高のハイキングだったことには変わりません。また来年は別の山で紅葉を楽しんでいるかも知れませんが、今シーズンは夏の深い緑、紅葉の山頂と一ノ倉沢とたっぷり谷川岳を楽しめました。ありがとう谷川岳、と締めたいと思います。
続きです。