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続・ポッポタウンとふたりのおっさん
ポッポタウンとふたりのおっさんの続きです。
碓氷峠鉄道文化むらからはトロッコ列車が出ているということで、テンションの上がっている我々は最終便でも迷わず乗ります。
中途半端な季節の最終便ということもあり、トロッコ列車は貸し切り状態。
車掌の女性と話していると、視界の右上になにやら動く気配。
振り返ってみると猿の群れがこっちを見つめてました。
車掌曰く「歩いた方が速いかも知れません」という列車に揺られること数分。
旧丸山変電所のまるやま駅に到着。どうせ我々しか乗客いないのでどうぞということで、中をのぞき込む友人。
終点はくつろぎの郷という温泉施設がある「とうげのゆ駅」なんですが、くつろぎの郷が火災からのリニューアル工事中で特に何も無いという終点。
このまま折り返してもいいんだけど、案内板で見たところそんなに距離があるわけでもなさそう(に見えた)なので、せっかくだからめがね橋の先にあるという熊ノ平駅跡まで歩いてみることにします。
歩き始めるとすぐに薄暗いトンネル。
予想以上に暗くて、外の明かりが見えるとちょっとホッとするおっさん二人。
トンネルの入口では猿の親子に冷めた視線を投げかけられつつ、思いつきで歩き始めたことを後悔し始めます。
トロッコ列車を降りた時は、若干ハイになってたせいで冷静に距離を考えなかったんですが…
碓氷湖を眺めながら一休みしているときに、冷静になると往復で10km以上歩くことに気がつきました。
普段から歩き慣れてればいざ知らず、完全に運動不足のおっさん二人にはなかなかヘビーな現実です。
しかし、見所とも言えるめがね橋はもう少し、それにそこまで行けば終着点の熊ノ平駅跡まで行きたくなるもの。
というわけで、「帰りは下りだなんとかなる」と気持ちを保ってなんとか熊ノ平駅跡までたどり着きました。
着いたところで、朽ちたコンクリートの駅舎ではなさそうな建物と小さな祠があるぐらいで絶景が待ってるというわけでもないんですが…
なんとか終着点までたどり着いたので、意気揚々と降りていくわけですが、実は下りの方が足にはキツいんですよね。
おかげで2〜3日膝下の筋肉痛に苛まれました。