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ボツカットから再発掘(榛名)
この間の榛名の写真を見返していて、ボツかなと思っていた中にいくつか気になるカットがあり、改めて現像しなおしてみました。
撮影時に上手く撮れてるに越したことはありませんが、数日おいて冷静な目で見ると違った見え方をして面白いです。
その時どんなイメージを持ってシャッター切ったかを、じっくりと思い返しながら作業に没頭するのも楽しい。
一つ目は露出が空に引っ張られて大きく落ちてしまった写真。
肉眼で見た時の印象に近づけてみました。
空との境界の葉っぱに微妙なところが残っているものの、露出を持ち上げたら意外とちゃんと色は残っていました。
露出を外してしまったと思って諦めて、Lightroomのライブラリの肥やしになっているカットの中にもお宝が眠っているかも知れません。
それにしても、カメラで撮ると空以外は真っ黒みたいな状態だったのに、人の眼は柔軟です。
次は撮影した時にしたイメージとかけ離れてて一旦ボツにしてしまっていたカット。
シャッターを切った時に感じた印象を思い出しながら、細々と明暗を調整してみました。
手前の岩と奥の社殿の軒に挟まれた対角線上に差し込んでくる紅葉の輝きが印象的だったんですが、Lightroomに取り込んでみると思ったより平坦な写り。2日おいて見直してみると手前の岩が明るすぎるだけなんじゃないか?と思えてきて、対角線の光を強調してみたらイメージしていた光景になりました。
最後は前のエントリーでも入れてたカットを色ではなくて光の雰囲気を軸に現像しなおしてみました。