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花(ニッコウキスゲ)を求めて八島ヶ原湿原へ
霧煙る霧ヶ峰のハイキングを楽しんだ我が家。ころぼっくるひゅってでブランチをとり一息ついたところで少々物足りなさを感じていました。
念願の緑萌ゆる霧ヶ峰、霧を纏い幻想的な湿原の風景を堪能してきたはずなのに何か足りない。見頃のはずのニッコウキスゲをあまり目にしていないのです。いや、実際は車山乗越のあたりで群生しているのは目にしているんです。ですが、開花がまばらだったり電気柵があって距離が遠かったりであまりよく見ることができていませんでした。
ならば、と体力も時間も余裕があることですしハイキングルートからは外した八島ヶ原湿原へ行ってみることにしましょう。歩きでは妻の体力がやや心配だったものの、車で行くならすぐです。あちらの方が花が多いイメージもありますし。
そんなわけで霧ヶ峰後に八島ヶ原湿原へおかわりハイクしてきたのですけど、特にルートらしいルートを設定して歩いたわけではないのでカテゴリーごとに写真をまとめておきます。
霧の八島ヶ原湿原
八島ビジターセンターの駐車場からビーナスラインの下をくぐるとすぐに八島ヶ原湿原。晴れていれば湿原の先に続く霧ヶ峰の丘陵が見えるところですが、こんな天気もまた幻想的で素敵です。
霧によって見通せないことで、どこまで景色が続いていくのかわからず、日常世界から隔絶されたような感覚を得られます。ビジターセンターにバスが乗り付けることや木道がしっかり整備されているおかげで車山側よりも人は多いですが、それでも静かに風景を楽しむことができました。
八島ヶ原湿原の花など
さて、八島ヶ原湿原をおかわりしたのは他でもないニッコウキスゲのため。八島側の方が花が多かったイメージがあったのでやってきましたが予想は当たり。
車山側ではまばらだったニッコウキスゲが鮮やかに花咲かせていました。(写真ではまばらに見えますが)
ノアザミでしょうか?普段見かける外来種のアメリカオニアザミと較べると柔らかな印象です。他にもタカトウダイやネバリロンギランラン、コバイケイソウなどの花が咲いていました。近くにビジターセンターがあると気になった植物や昆虫をGoogle Keepに写真とともにメモをとっておいて後で調べられて便利ですね。子どもの夏休みの宿題にも使える手かも。
花ではないのですけど、表皮が剥けたダケカンバってなんだか色っぽい。
昆虫など
いつもはハイクの後半戦でやや疲れた状態で歩く八島ヶ原、今回は体力も十分なので植物だけでなく鳥や虫などもゆっくりと観察することができました。
Twitterで教えて頂いたのですが、この蝶たちは交尾ではなく交尾を拒否しているところなのだとか。なんだか妙だなと思ってはいたのですけどなるほど。
それにしても人間現金なものです。私自身そんなに虫は得意な方じゃないのにマクロ性能の高いTG-5と望遠レンズの組み合わせでフィールドを歩いてみると、いつの間にか花や虫といった被写体が楽しくて仕方なくて、気が付けば指が触れそうな距離で撮影していますし撮影していますし、むしろ邪魔したらゴメンぐらいの気持ちになっていました。
最後まで霧が晴れることはなかったものの、しっとりとしていて雄大な湿原を楽しめました。また、秋にでも歩きに来たいと思います。
この日はfinetrackのエバーブレストレイルグローブを着用。薄手ながら非常にタフで目を見張るグリップ力があるので雨天時のカメラグローブとして良いパフォーマンスを見せてくれました。指先に導電性はないのでタッチパネルは扱えませんが(というか雨だとタッチパネルは役立たず)いいグローブに出会えたなと感じています。
フィールドのおやつは最近コレ。セール時に箱買いしてあります。
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