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雪を求めて福島へ。何でもない道端でさえうつくしい
今年は年が明けてもびっくりするほど雪が降らず、雪のアクティビティはどこへ行けば楽しめるのかと天気とにらめっこする日々です。当初の予定では昨年につづき戦場ヶ原で再びスノーハイクをと考えていたのですが、雪の状況は微妙な雰囲気。こうなったら「ハイク」要素は諦めて、以前から登ってみたかった福島の山(安達太良山・磐梯山)周辺をロケハンしてみることにしました。
朝ラーを目指す
安達太良山・磐梯山周辺を目的地とした時点で最初のポイントは喜多方の坂内食堂に決定済み。朝4時に埼玉の自宅を出発すると朝7時(!)の開店時間ごろににちょうど到着する段取りです(のんびり休憩しながらだったので実際の到着は8時頃)。上の写真は食事後の9:25ですがこの行列。この地域では朝ラーはわりと普通の文化みたい。
とりあえず本日一発目の絶景「ネギラーメン」です。これがほんとにうまくて、食べ終わった直後におかわりしたくなる(書きながらもう食べたい)一杯です。
何気ない道端がうつくしい
さて、お腹も温まりこの日のメインの目的地「五色沼」へ向かいます。ところが特に何でもない道端からの風景がいちいちうつくしくてつい車を停めてしまいます。
少し雲がかかっているけどこちらは一切経山でしょうか。田畑が広がるなだらかな裾野からスッと見事な姿の山が立ち上がり、土地と人の営みを強く感じさせる風景がいたるところに広がっています。今回の目的は安達太良山・磐梯山周辺の下調べだったのにあっという間にこの周辺の風景に魅了されてしまいました。
ぜんぜん目的地に辿り着けない
五色沼を目指して喜多方から裏磐梯へ向かっているはずなのですが、先ほどの通り周辺の風景がすばらしくて車が停められるところを見つけては眺めてを繰り返していて一向に辿り着けません。
通りすがりの「道の駅 裏磐梯」からもこの景色。桧原湖の向こう側は雲がかかっているものの、薄日が射して美しい雪景色を見せてくれました。
五色沼まではあと少しといったところですが、みち草がいちいち楽しくて進めない。
ようやくの五色沼
マイカーがディーゼルエンジンなので凍結防止に現地で給油しようと思ったら思いのほかガソリンスタンドがなく、燃料がギリギリになるというハプニングがありながらもようやく五色沼に到着しました。準備を済ませてさっそくスノーハイク開始です。行程の記録はYAMAPにまとめてありますが毘沙門沼から青沼までのピストンです。雪は少なくそれほどガチガチに凍った場所もありませんが、水場の近くをあるくので念のためにスノースパイク(チェーンアイゼン)があると安心です。(写真は気まぐれに撮っているので全ての沼はありません)
毘沙門沼
うっすらと雪をかぶった木々に青い湖面が映えますね。晴れていれば向こう側に磐梯山があるはず。
深泥沼(みどろ沼)
名前の通りなのかはわかりませんが、少し濁り緑がかった水を湛える沼。五色沼と呼ばれるようにそれぞれの沼の水の色が本当に違うんだなととても月並みな感想を持ったことを思い出しました。
弁天沼
今回見た中では毘沙門沼に次いで大きな弁天沼。一瞬の晴れ間で向こう側に雪を被った山が見えました。残念ながらどの山なのかは分からないままですが、晴れた姿も見てみたい。
青沼
森が深くなったところにある青沼。青というよりも岸辺の黄色みから青にいたるグラデーションが印象的で、その色を写真で出すのに苦労しました。ここで天気が崩れてきたので折り返し。
帰りもやっぱり寄り道してしまう
帰りにせっかくだから会津も少し散策しようと向かう道でもやっぱり寄り道。雪を被った田んぼの向こうに山が聳えるこの風景。ラーメンもおいしいし訪れたい山小屋もある。また必ずやってきますと心に決めて帰路につきました。