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意外と使える?E-PL6の超高感度
いつも最高値の設定をISO1600〜2000ぐらいに設定していたE-PL6のISOオート設定なのですが、なんのはずみか気づかないうちにISO25600になっていました。
妙にシャッタースピード速いなと気になったものの、気が付いたのはその場を離れて設定を見直した時でした。
まぁ、猫たちはすでに別の場所に行ってしまい撮り直しもきかないので、これはこれで超高感度がどの程度使えるのかのチェックをしてみることにしました。
自宅に帰ってLightroomでMacに取り込みEXIFを確認してみると、この2枚はISO12800でした。
まずは自作Ektar風プリセットをかけてから、ディテールが失われないギリギリまでノイズリダクションのパラメータを上げていきます。おやおや?意外といけるのでは?
しばらくあーだこーだとやってみた結果、この2枚では以下の値が限界値でした。これ以上に各パラメータを上げようとすると急激にディテールが失われていきます。
- 輝度:25
- ディテール:50
- コントラスト:0
- カラー:40
- ディテール:50
- 滑らかさ:50
興味深いのが輝度の25という値。
明るい場所であれば、効果がかかり始めたかどうかぐらいで、場合によっては40とか50ぐらいまで上げていくこともあると思いますが、この写真では25が26になったとたん毛先がとたんにモワモワと崩れていきます。
輝度を20ぐらいまで落とすとかなり毛先のディテールは出てくるのですが、それと同時にノイズも盛大に戻ってきます。
この辺りは個人個人で許容ラインが変わってくるかと思いますが、高感度フィルム風(あくまで風ですよ)に粗めの粒子をのせて仕上げてしまうのであれば結構使えそうです。
設定ミスではあったのですが、これは予想外のうれしい発見でした。モノクロにすればカラーノイズも気にならないし、最初からこんなもんだという頭でいれば暗い夜間の撮影では大きな武器になります。
こちらは、ISO25600。
たった一段ですが、ISO12800とはまったく限界値が違います。
- 輝度:10
- ディテール:50
- コントラスト:0
- カラー:60
- ディテール:50
- 滑らかさ:50
そもそも、強いカラーノイズが出ていてISO12800より強めにカラーノイズ除去の値をとっているのですが、一向に収まる気配はないしこれ以上は全体の色が失われはじめます。LightroomでなくPhotoshopで丁寧に処理をすればより良い状態に持って行けるのでしょうけど・・・
私としてはISO3200やISO6400を使うかどうかでウダウダ悩むならいっそのことISO12800まで使うのはアリ、ISO25600は楽しさよりも面倒くささの方が上回るのでナシと線を引く結果になりましたが、みなさん高感度のOKラインってどんなもんでしょう?
機種や主観によってかなり違うと思うのですが、「こんなシチュエーションなら」とか「こんな意図なら」みたいなところを含めて、ちょっと気になります。
というわけで、狭そうなターゲットですがマイお題作ってみました。カメラクラスタのみなさんが乗っかってくれるとうれしいです。
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