【発表から実写まで】予想を超えた進化 OM-D E-M1 Mark II

2016年9月21日

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via olympus.co.uk

世界最大のカメラ見本市フォトキナ2016に合わせてカメラ・レンズメーカー各社が意欲的な新製品の発表が相次いでいます。そんな中、ひときわ驚かされたのがオリンパス。(本エントリーは発売前情報から、発売後のファーストインプレッションまでをまとめたエントリーです)

どんなカメラに仕上がった?

現行のフラッグシップモデルであるOM-D E-M1を使っていることもあり、今回発表されると言われていた後継機E-M1 MarkIIに注目していたのですが、予想を超える進化に度肝を抜かれました。

AF/AE追従で最高18コマ/秒の高速連写を実現 ミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII」を開発:ニュース:オリンパス

主な特長

  1. 一瞬を切り取る高速連写とAF性能、AF/AE追従で最高18コマ/秒の連続撮影を実現
  2. 防塵・防滴・耐低温(-10℃)設計ながら小型・軽量、高い機動性と信頼性を両立
  3. 高速画像処理エンジン「TruePic VIII」&有効画素数2037万画素Live MOSセンサーによる高画質
  4. 進化したボディー内5軸手ぶれ補正+電子手ぶれ補正で安定した高画質、4K対応OM-D MOVIE
  5. 撮影領域を更に広げる静音モードなどオリンパスならではの充実の撮影機能

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via olympus.co.uk

この中で目を引くのは”AF/AE追従で最高18コマ/秒”です。プロモーション動画で見ると動体撮影に思いっきり比重を置いた進化なのだなとよく分かります。(シングルAFだと秒60コマとかミラーレスのメリットを存分に発揮しています)

ですが、ここにピックアップされていないのが不思議なぐらいに驚かされたのが「撮りたい瞬間をタイムラグなしで撮影できるプロキャプチャーモード」です。

シャッターボタンを半押しすると60fpsでプリキャプチャーを始め、全押しすると押した瞬間+前の14コマをRAWで記録できるとか。よくある「この瞬間だ!」ってシャッター切ったのに微妙に間に合ってなかったというシーンが減らせるワケですね。

他にも、各所で聞かれる不満点(AFL/AELボタンの配置やグリップサイズ、三脚ネジ穴の位置などなど)を細かく改善した少しマッチョになったボディも非常に良さそうで、しばらく様子見してから買い換えようと思っていたのですが、発売と同時に無印E-M1から乗り換えようかなという気になっています。(グリップ側が盛り上がっててシオマネキっぽい?)

あとはお値段次第というところ。無印E-M1の初値(14万円ぐらい)に抑えてくれると嬉しいのですが…

レンズもすごかった

同時に発表されたレンズ群も非常に気になります。あまり細かく書くとフラグになりかねないので、公式リリースのリンクを貼るにとどめますが、いずれのレンズもこれまでのM.ZUIKOレンズから一歩踏み込んだ感があり、発売後の評価も非常に高いですね。

OLYMPUS マイクロフォーサーズレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO

OLYMPUS マイクロフォーサーズレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO

OLYMPUS マイクロフォーサーズレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

OLYMPUS マイクロフォーサーズレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

正式発表されました(2016/11/02追記)

www.olympus-imaging.jp

スペックなどは既報の通り。オリンパスオンラインショップでフォトパスプレミア会員向けに仮予約がスタートしました。販売価格は割引適用前で税込235,440円。ここからプレミア会員特典の5%割引とフォトパスポイントの割引(15%分)が適用されて税込190,1178円が実際の購入価格になるかと思います。(ざっくり各店見たところやはり最安はオリンパスオンラインショップのプレミア会員割引のようです。)

事前にあった「E-M1よりやや高くなる」という噂は大きく外れ、予想していた以上に大きく価格が上がりましたが性能を考慮すればそんなものかなと思わなくもありません。(震え声)

私?私は当然、仮予約しましたよ。(初代E-M1はドナドナせざるを得ませんが…)

実際にタッチ&トライしてきました(11月20日追記)

11月19日〜20日に新宿NEWoMANで開催されていたOLYMPUS Photo Festa 2016でタッチ&トライをしてきました。

実際にE-M1 Mark IIを手にした感触として各所の噂通り期待しかない仕上がりでした。気になっていたAFタッチパッドも使い勝手はよく、これなら物理的なジョイスティックが装備されていなくても良いかなと感じます。また、シャッターユニットもかなり手を入れられているようで、フィーリングが向上しているのはもちろん、ショックも非常に抑えられているし高速連写がとにかく気持ちよくできる仕上がりでした。小指が余ると言われたグリップも、しっかりと小指まで収まるようになってホールド感は良好です。

もう一点気になっていたZDレンズでの動作はどうなのか?という点。
実際に12-60mm F2.8-4.0や14-35mm F2.0と35-100mm F2.0などのフォーサーズレンズで試写してみたところ、AF動作は現行E-M1よりも高速で非常に快適です。いずれのレンズも生産はすでに終わってしまっているモデルですが、優れた描写とあのAF速度を体感してしまうと今さらながら欲しくなってしまいます。

触ってきたエントリー書きました。

ついに発売となりました。(12月22日追記)

2016年12月22日、ついに発売となり私の元にもE-M1 Mark IIが届きましたので、気になっていたRAWでのノイズがどの程度なのか速報で書きました。

www.spaceflier.com

早起きしてAFの実力も試してきました

www.spaceflier.com

AF性能だけでなく画質も向上しているようです。特にヒストグラム両端にあたる領域に粘りが出たように感じます。

実機を使ってみてのファーストインプレッション(12月24日追記)

実際に手元に届き、短い間ですが日の出、水鳥、星景などを撮ってみた感想として、OM-D E-M1 Mark IIはマイクロフォーサーズの壁を突き破ったカメラだという印象を持ちました。

旧来のE-M1から画素数が増え(=画素ピッチは詰まる)高感度やダイナミックレンジといった面では性能向上どころか性能維持していれば良い方だろうと、ユーザー含め画質についてはあまり期待されていなかったと思うのですが、蓋を開けてみれば良い方向に大きく裏切られました。

早朝から深夜まで画質という面で私自身が気になっていたシチュエーションをざっくりと確かめ、Macに取り込んだRAWデータに触れてみると、フルサイズセンサーにはやや譲るところはあるもののISO6400までは躊躇せず使えるレベルで、今度こそ「フルサイズに匹敵」と言っても過言ではないなと感じました。(D750も併用した上での感想です)

少なくとも、APS-C機とE-M1 Mark IIとの間でセンサーサイズを理由に優劣をつけられる理由はありません。純粋に「何を撮るか」「どう撮るか」そのためにどんなボディに仕上がっているかで比較して選んで欲しい機種になっています。

とはいえ、APS-C機の中でも7D2とD500は他の機種に対して一線を画した機種であるように、E-M1 Mark IIも他のMFT機とは一線を画すモノになっていますので、比較するとしたらこの3機種の中でというのが妥当なのかも知れません。

1ヶ月間使ってみてのレビューを書きました

購入する前にやっておきたいこと

オリンパスのカメラ・レンズは多くの場合、オリンパス・オンラインショップでの購入が最もお得になります。

オリンパス・オンラインショップで購入する場合、注文の前にやっておきたいことがあります。それはオンラインショップで購入時に利用出来るFotopusポイントを貯めておくこと。(Fotopus自体への登録は無料です)

Fotopusとはオリンパスが運営するオリンパスユーザー向けのコミュニティサイトです。ここへ写真を投稿したり他のユーザーとコミュニケーションをとったりするとFotopusポイントというものが付与されるのですが、このポイントをオリンパス・オンラインショップで利用することができるのです。Fotopusポイントはキャンペーン等で変動することはありますが購入価格のうち15%まで利用することができます。プレミア会員の場合はさらにプレミア会員割引として5%が割り引かれますので、E-M1 Mark IIの様な大きな買い物の場合、1回の利用で会費をペイできてしまいますし、修理割引やポイントの貯まりやすさなどメリットが多いのでプレミア会員に登録しておくことをおすすめします。

新型機発表の影で現行E-M1がお買い得に

さて、新製品の発表で盛り上がっているところですが、新製品が発表されると前モデルの価格が下落するのも常。型落ちが確定した無印E-M1のPROレンズキットがamazon.co.jpで5,000円近く値下がりしました。

10/19追記 紅葉特集:クーポン割引セールで12万円切りました。

10月19日に確認したところ、本エントリー公開時よりさらに下がって122,967円になっていました。
さらに紅葉特集として5%オフのクーポン適用対象となっており、レジにて116,819円とついに12万円を切る価格となっています。この1ヶ月で約2万円ほど値下がりしたことになります。
紅葉特集のキャンペーンは2016年10月17日(月)13時00分から2016年11月18日(金)23時59分(日本時間)までです。

Amazon.co.jp: 紅葉特集: 家電&カメラ

このキャンペーンではE-M1の他にもPENTAXのK-S2(10%オフ)だったりCANONのEOS M3トリプルレンズキット(10%オフ)も出ているようです。

後継機が発表されたタイミングとはいえ、一般的な利用においてはオーバースペックな印象のE-M1 Mark II。これまで地道なファームウェアのアップデートがあり、発売当初から見ると別物と言えるほどに熟成された無印E-M1は、まだ2年ぐらいは不満なく使えるほどの十分な性能を持っています。

実際、私もAFや連写関連の進化がここまででなければ、しばらく無印E-M1を使い続けようかと思っていましたし、動きの激しいスポーツや動物などを撮るのでなければ十分ありかなと思います。(レンズだけでも8万円と考えると非常にお得感ありますし)

“動きの激しいスポーツや動物などを撮るのでなければ”とは言ったものの親指AFを設定していることもありますが、私は小学校の運動会や遊んでいる子どもを撮るのに不自由するほどではありません。併用しているニコンのD750と比べると追従AFがややゆるいかな?と思うことも多少ありますが、AFエリアが広いことを考えると一長一短かなと思います。

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