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光を気にしてみる – 江戸東京たてもの園
久しぶりに晴れ間の出た日曜日、孫に会いに来た父と子どもを連れて、江戸東京たてもの園へ行ってきました。以前来園したときは曇り空だったので、また違った雰囲気を楽しめそうな予感がします。
光をいつもより意識して写真を撮ってみる
今回は子どもがおじいちゃんへべったりなので、私はわりと自由に写真を撮り歩くことが出来ました。で、今回はちょっと意識が希薄になりがちな光をテーマにしてみます。
東ゾーン、子宝湯の男湯側にある縁側。
同じ一つの木漏れ日なのに庭にある苔むした石と縁側でトーンがまったく違います。
所変わって西ゾーンの前川国男邸。
相変わらずこの書斎の雰囲気は素敵です。大きく開いた窓から差し込む光と吹き抜ける風が爽やかで落ち着いて思索に没頭できそうです。
同じく前川国男邸のリビング。
たまたま私たち以外に人がいなかったので、ガイドボランティアの方に声をかけてラウンジチェアに座らせてもらいました。ここに座ってファインダーを覗いた瞬間にやっとしてしまいます。
ここからは前回見られなかった建物です。
西ゾーンにある江戸時代中期の農家、綱島家。煤で真っ黒、ツヤツヤに磨かれた屋内と日が差す明るい庭。色々とカメラの設定を変えながら試してみますが、最後はブラケット撮影をしてHDRで解決することにしました。
休憩で入った武蔵野茶房。前回まさかの電池切れで撮影できなかったF3。今回は事前にしっかり電池の残量を確認してきました。装填していたKodak Ektar100は撮りきれませんでしたが、強い光・Planar・Ektarの組み合わせでどんな具合に撮れているか楽しみです。
冷たい珈琲で休憩したら武蔵野茶房の向かいにある常盤台写真場に行ってみます。ここも前回見られなかったところ。ここまで逆光気味な写真ばかりだったので真逆の順光。白い壁と青い空、アメリカンな感じがしますがここは小金井。
常盤台写真場の1階部分は住居スペース?キッチン・ダイニングや居間らしき部屋があったかと思ったら、こんな個人宅らしくないカウンターがあったり、すこし不思議な空間でした。
こちらはキッチン。直接入ってくる光と磨りガラスで和らぐ光のコントラスト。Ai Nikkor 35mm f/2.0は開放でも被写界深度がほどよくて使いやすいですね。描写もカリカリしすぎず、古い建物との相性もとても良いと感じます。
2階のスタジオ。
太陽の位置に影響されにくい北面に背の高い大きな窓。柔らかい光で優しい雰囲気の空間ですが、個人的にはデッサンの練習をしていた時代を思い出してしまって苦笑いです。
苦い思い出を呼び起こしながらも16時30分の閉園時間まで、ほとんとすべての建物をたっぷりと楽しんで、立派なソメイヨシノ越しに沈む夕日を見ながら江戸東京たてもの園を後にします。
一日歩いたら美味いもので元気を補充
さて、一日たっぷり歩いたら美味いものを食べて元気を補充しておきましょう。ということでまたもや香麦(シャンマイ)へ来てしまいました。ここから先は思考停止モードです。
今日は父が帰りの運転を代わってくれるというので、遠慮無くCEDO Craft Beer 1000 Laboでしか飲めないレッドエールを頂きます。
私の乏しい語彙で表現するならばこのビールは最高。ガブガブいってしまいそうな危ないやつです。
瑠璃・紅赤・伽羅・白・漆黒・毬花とそれぞれにキャラクターが立ち評判の良いCOEDOビールの中にあってこのレッドエールは頭一つ抜けた完成度です。なぜこれがレギュラーにならないのか!割と本気で怒っています。
そんなビールと一緒に口に運ばれるのは、これまた最高なスープ水餃子と揚げ鶏のなんとか(忘れた)。他にも担々麺だとか青菜炒めだとか、あいかわらず何を頼んでも間違いなく美味い最高な料理でお腹を満たして、非常に満足度の高い1日となりました。