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EktarとPlanar 江戸東京たてもの園
夏休みにフィルムを込めてから2ヶ月半かかりましたがようやくKodak Ektar 100の36枚を撮りきりました。今回はその中から江戸東京たてもの園に遊びに行ったときに撮った数枚です。
D750で撮ったものは以下のエントリーよりご覧いただけます。
春頃に比べてフィルム1本を消費するペースがガクッと落ちているのには、D750を手にしてしまったということもあるのですが、惰性で撮った時の後悔がデジタルよりはるかに大きいということがプレッシャーになっていた面もあります。
そんなわけで季節をまたいだフィルムになってしまいましたが、今回のEktarはPlanar T* 1.4/50と組み合わせると決めて撮ることにしていました。(スキャン時のピント精度の問題はあるにしても)じっくりとスキャンしてホワイトバランスとトーンを少し整えると、ハッとするほどの存在感で被写体が浮かび上がってくる瞬間にその判断は正解だったと感じます。
なんと言えば伝わるのかわかりませんが、光の実在感?モノとしての存在感がとても強い。
前川國男邸のバスルーム。白と黒だけの世界だってこんなに豊か。
囲炉裏と鉄瓶。目にしみる煙をガマンしながら息を止めて「カシャン」。
「カシャ」じゃなくて「カシャン」。F3の余韻が残るシャッター音が好き。
EktarとPlanar。
こってりとした発色と滑らかでシャープな描写。大きめのプリントを残そうとするとハードルはなかなか高くなるけど、いつかその壁を越えられる写真が撮れるような気がする組み合わせです。
カールツァイス 2010-01-20