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1年を振り返って自身の成長を確かめる #2016bestshot
id:RyoAnna さんが #2016bestshot という面白そうなタグをやっていたので参加してみます。
この1年、気が付けばフィルム・デジタル含めてカメラが4台、レンズが7本増えてしまったカメラにまみれた1年でした。そんな1年を振り返えることで自分の写真は成長できたか?と問い直すいいきっかけになりました。Ryoさんありがとうございます。
さて、実際に振り返ってみると確かに自分自身の写真の力は成長していたようで、必然、最近撮ったものが多く残る結果になりました。選んだ基準は「場に撮らされた」ものでなく、「イメージしたように撮った」ものです。もちろん、その場にいたからこそ撮れたということはあるのですが、その場に出会った瞬間に「こう撮るんだ」と、頭の中に先にイメージが作れたものという意味ととっていただければ。
デジタル
まずはデジタルで撮ったものから。
エモーショナルな部分は実際の写真を見ていただくとして、撮影時の意図や感想を添えていく形で振り返っていきます。
江の島での夕暮れ時。
突堤の上でセルフィーをする女の子たち。まさに青春というシーンでした。この時撮った別カットが本当の意味で2016bestshotなのですが、それはコンテストへ応募中なのでここは代理です。
通勤途中で見た猫の親子。
この写真を撮るずっと前から、ちょっとずつ顔を覚えてもらうというか挨拶を続けていたから撮れたような気がする1枚。
朝顔の支柱にとまったアマガエル。
一瞬どう撮ろうか考えて絞りを決めた覚えがあります。
出張帰りに出会った天の川。
ある程度、このエリアでは星が見える確信はあったのですが偶然にも条件が整った日に当たりました。不思議とシャッターを切る前からこんな感じに撮れるという予感がありました。
秩父の龍勢まつり。
当日はあいにくの空模様でした。せっかくの龍勢を彩るものはないかと探してキバナコスモスを前ボケに。発射台を注視しながら風に揺れる花に合わせてカメラを構え続けたおかげでクタクタになりました。
ビッグサイトにて。
この辺りから、この機材・条件ならこんなことができるというのが腑に落ちてきたような気がします。マンネリを感じていた構図も、より複雑に組み立てることができるようになってきた手応えがありました。
紅葉の新宿御苑。
この1枚は最初から、これ狙いでした。空の焼け具合はもちろん偶然なのですが、この時期・時間・ここからならこう撮れるという確信といいますか。
昭和記念公園の紅葉。
D750の扱い方がつかめてきた感触がありました。カメラの性能にまかせてRAWでなんとかすることから、おおよそ撮影時にイメージに近い状態に持って行ける感じに。
こちらも昭和記念公園の紅葉。
ヒストグラムをキッチリ収めるみたいな固定観念から一歩抜け出しました。
あけぼの子どもの森公園にて。
カメラ・レンズで1年を振り返るシリーズを書き始めた直後に撮った写真です。シリーズを書き始めたことがいい影響を与えてくれたなと感じた1枚。そのカメラ、そのレンズでどんな写真が撮れたか、その特性・クセを掴むことでどんな写真が撮れるのか、そんなことを瞬時に実践できるようになった手応えがありました。
秩父のミューズパーク。
最近も最近の写真。なにげなく撮ったように見えて実は緻密に計算している、そんな1枚になりました。
同じくミューズパークで。
これまで、漠然と撮っていたスティッチパノラマも、完成像を意識して撮れるようになってきたかなと感じたのでベストショットに選びました。
フィルム
今年は、久しぶりにフィルムで写真を撮るようにもなりました。
ついつい勢いでNikonのEMを買ってしまったのがきっかけでしたが、振り返ってみればフィルムで撮ることがデジタルにもいい影響を及ぼしたなと思います。当たり前のことなのですが、撮ったその場で確認できないから完成像をしっかりと意識すると。頭で分かっていても、比べてみるとデジタルカメラだと雑になりがちなのです。
四つ葉のクローバーを見つけて喜ぶ娘。
TRI-Xでしたっけ?確かPlanarの開放付近だったと思います。この頃はある程度写りのイメージはできていたものの、想像以上にやさしい雰囲気になりました。
江戸東京たてもの園の常盤台写真場。
改めてEktar100が好きになった1枚です。壁に落ちる日差しはもちろん、ガラスに残る芯のある光。
榛名湖の畔から掃部ヶ岳。
写真としての善し悪しというよりも、これを撮った時の自分の中の気持ちが入った1枚。
振り返ってみて
ベストショットというには15枚とずいぶんな枚数になってしまいました。
こうして振り返ってみると、確かに少しずつだけど成長しているなと実感できる1年だったと感じます。その成長にはこの1年で出会った方々の影響も多分にありますし、一緒に楽しんでくれた家族や、このブログをいつも読んでくれている方々のコメントに大いに励まされました。2016年はまだもう少し残っていますが、この場を借りて「ありがとう」を伝えさせていただきたいと思います。
2016年、おつきあいいただきありがとうございました。そして、より楽しい2017年を期待してこのエントリーをくくりたいと思います。