当サイトは広告・アフィリエイトプログラムにより収益を得ています。
【速報】OM-D E-M1 Mark IIの高感度のRAWは改善した?
ついに待望のOM-D E-M1 Mark IIが発売となり我が家へやってきました。各所で語られている通り、初代E-M1とMark IIはパッと見変わり映えしません。
しかし、実際に握りシャッターを切ると、本当に細かいフィーリングをしっかり煮詰め、非常に丁寧なブラッシュアップをしてきたなという印象です。まだ初代E-M1でもファームウェアのアップデートを重ねたおかげで型遅れというほどの古さを感じさせませんが、Mark IIと比較してしまうと隔世の感があります。
で、です。
この手のファーストインプレッション記事なら、開封の儀や新旧比較や新型機のディテールを追いかけるところなのですが私はズボラなのでできません。というか、このブログを読む方はその手の情報に散々触れてきているんでしょう?おじさん分かってるんですよ。
というわけで、発売前から気になっていたRAWでの高感度について速報的に試してみました。
撮影情報
レンズはCarl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF.2をマウントアダプター経由でマウント、Aモードでの撮影です。
RAW現像はLightroomで。カメラプロファイルは現状ではAdobe Standar-BETAしか選べません。WBの調整と軽いハイライト・シャドウ調整と輝度・カラーノイズを25ほどかけています。
ISO2500
まずは絞りはF2.0。
これまでのE-M1ではISO2000を越えるとざらつきが気になるのでISO上限を2000、緊急時は3200ぐらいに抑えていましたが、Mark IIはあっさりその個人的上限の壁を越えてしまっている印象です。夜の屋外や星景ではないので確実なことはまだ言えませんが、画素数は上がっているものの高感度耐性は高くなっている感触です。
ISO6400
続いてISO6400。こちらはF4.0で撮影しています。
先日Olympus Photo Festa 2016で先行展示されていたMark IIのJPEGでは十分実用範囲と感じていた感度ですが、新型になった画像エンジンの恩恵が受けられないと思われるRAWでもノイズはかなり抑えられていますし、ディテールもしっかりしています。
細かく見ていけば多少グリーンやマゼンタが被るノイズが無いこともありませんが、個人的には十分実用できる画質だと思います。
その他の面では?
印象的なのはショックが大幅に抑えられたシャッターフィールでしょうか。ただ静かというのではなく、しっかり撮れたという手応えがある静かさが気に入りました。
その他では簡単に試写しただけですのであまり強くは言えませんが、AFも確実に性能向上しているようです。というのも、オールターゲットでC-AFを使うと初代では「そうじゃない・・・」というケースが多かったのにMark IIでは、概ね満足できる精度で使えているからです。
AFについては、これからしっかりと使い込んでいくとまた印象が変わる可能性がありますが、今のところ初代から大幅に値上がりしたものの、納得のいく機種に仕上がっているのではないかと思います。
実際にAF性能を試してきました
翌日、近場の野鳥スポットでAF性能などを実際に試してきました。
お得なのはやはりここ
フォトパスプレミア会員でなくても予約できるようになったようです。
バッテリーの納期も早くなりました
昨晩(21日夜)Amazonでバッテリーを注文しようと思ったところ納期が1月になってからとなっており注文を躊躇ったのですが、先ほど確認したところ翌日配送となっていましたので、バッテリーの予備を確保していないという方はチェックしてみてください。なお、保護フィルムはいくつかのブランドで品薄状態となっているようで、私もどれにするか迷っていることもあり、まだ確保できていません。
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2016/12/22
- メディア: 付属品
- この商品を含むブログを見る