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春の花を先撮り さくらスナップのアイデア
いつのまにか関東はすっかり春の雰囲気です。渋谷明治通りのさくらの街路樹も開花しているものが目立つようになってきました。さくらの本番はもう少し先ですがちょっとさきどりしてさくらをからめたスナップのアイデアを試してみました。
逆光と光条
まずは逆光で。
逆光に透かした淡いさくらを狙う場合は絞りを開き気味にしてフワッとした雰囲気を(個人的に)狙いたくなりがちのところ、逆にF11までグッと絞り露出補正を+2EVぐらいにして花びらの隙間から漏れる光条を狙ってみました。
この写真は太陽がほぼ真南に近い時間帯だったのでかなり見上げなければならず、身体的に辛い姿勢でした。午前の早い時間や日没近くならアイレベルに近い姿勢で狙えるので背景にもっと風景を入れ込んだバリエーションが狙えそうです。
補助光としてスピードライトやLEDライト、レフなどがあるとふんわり加減のコントロールがしやすいですね。(一人でやるのは大変ですが・・・)
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追記
光条とふわっとしたさくらを狙う場合は逆光に弱いレンズで試してみるのも面白いと思います。絞りによる柔らかさの演出ができない代わりにフレアで工夫してみるという方法です。また、光条の出方は花の重なり具合や風で変わってくるので追従AFが使えるなら追従AFに設定してグリグリカメラを動かしながら連写すると成功率が上がります。
人工物との対比
これも最近ハマっている組み合わせ。先ほどのさくらと同じような場所なのですが、時間と角度が変わるとまた違った表情が出てきます。再開発著しい渋谷の街で日夜ビルの高さをグイグイ伸ばすクレーンと、さくらの木という自然物を並べてみたらどうだろう?という狙いです。
本格的な三脚を持ち歩くのはちょっと大変ですが、都市部であればちょっとした出っ張りなどがあるのでミニ三脚があると助かるケースもあります。私はManfrottoのPIXIを持ち歩いています。
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上位モデルのEVOだと90°傾けたポジションがとれるので壁面が確保できれば長時間露光も狙っていけますね。
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花金
そのまんまです(笑)
金曜の夜、楽しげに笑いながら歩くおじさんたちをさくら越しに少しぼかして撮ることで金曜の夜の雰囲気を演出してみるという狙いです。
通りがかりに思いつき、目の前にあった歩道橋の踊り場からカメラを構えました。135mmという焦点距離と3mぐらいの高さが思いの外ハマった気がします。