当サイトは広告・アフィリエイトプログラムにより収益を得ています。
春の穏やかな光を捉えるレンズ
Makro-Planarの誘惑に抗う
実際は春じゃなくて他の季節でも撮れそうなものですが…
世の中、決算の時期とあって連日物欲を刺激するようなツイートが私のタイムラインには流れてきます。中でもZeissのMakro-Planarというレンズの圧力はとりわけ激しく、これまでに幾度となくカートに出し入れし購入寸前まで進みながら後一歩のところで踏みとどまっているレンズです。
そこでMakro-Planarへの思いを一旦押しとどめるため、というかMakroのつかない「Planarだからこそ撮れるものを探してみよう!」と、そんな写真を撮ってみました。要はMakro-Planarを買わない理由を必死に探した記録です。
PlanarはF4までふわふわ
大げさに始めましたが、なんてことはありません。PlanarはF4まで絞ると目が覚めるような描写をしますが、開放のF1.4からF2.8ぐらいまではふわふわ。一方Makro-Planarは開放のF2からすっきりシャープなレンズです。
であれば…
絞りF2のPlanarの描写はMakro-Planarには出せまい!と撮ってみたのが一連の写真です。さらに都合のよいことに私の机の前で「たま」が春の日差しを浴びるうってつけのシチュエーションがあるではないですか。
まぁ気持ちよさそうに昼寝をしています。
光が溶け込んでいくようなボケはこのレンズならでは。
あまり寄れないとかピントの山が掴みにくいとか色々クセはありますが、だからこそ愛着がわいてしまう。Planarはそんなレンズです。
カールツァイス 2010-01-20
目次