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2日にわたっておいしいものしか出てこないBBQを楽しんできた話
おおまかな流れはすでに参加者のOKPさんがブログにまとめてくださっているので私の視点からということでアナザーサイドをまとめてみます。
キャンピングガーデン モク
日頃より仲良くしている多摩界隈のカメラ仲間でおにく食べようという会で会場となったのは檜原村の「キャンピングガーデン モク」というキャンプ場。こじんまりとしたサイトですが静かで落ち着いて楽しめるいいところでした。
テントサイトの他にバンガローが2棟あり、我々が泊まったのは大きい方のバンガロー。2階建で内部はこんな感じです。酔っ払ってて人数があやふやですが確か15人ぐらい泊まったはず?人数分の荷物があっても狭いということもなく快適に過ごせました。
昼のおにくと夜のおにく、そして朝のおにく
BBQと言えばおにく、おにくと言えばBBQ。おにくを語るのに無粋な言葉は必要ないでしょう。昼から夜、そして翌朝へかけてのおにくの波状攻撃を写真でお楽しみください。(白状すると酔っ払っていてあまり細かいことは覚えていないんです)
昼のおにく
夜のおにくとシーフードとカレー
朝のおにく(迎え肉)
お開きの前にカメクラらしいことも
今回は一応コアメンバーは写真を趣味にする人たち。ここまでまったくカメラクラスタらしいことをしていませんが、最後にすこしぐらいはねということでキャンプサイトそばの川でちょこっと撮影会。
過去最高の出来の燻製に満足
レシピ
豚ロースと牛(部位は失念、赤身です)は素材は違うものの同じレシピでやっつけました。非常に手応えがあったので今後のための覚えとしてレシピも書き出しておきます。
ソミュール液
まずは仕込み(塩漬け)のソミュール液。ソミュール液というのはだいたい15%前後の塩とスパイスを煮詰めたものなのですが、今回は甘みと奥深さを出してみようということでたまねぎもくわえてみました。
- 水1L
- 塩150g
- 砂糖70g
- コショウ(おこのみで)
- にんにく2片
- 生姜スライス適量
- たまねぎ1/2個(スライス)
- 香草類(今回はタイムを少々入れました)
これを沸騰してから30分ほど煮詰めて常温まで冷ますとソミュール液の完成です。この量でおおよそ1kgの肉を漬け込むのに十分な量。ジップバッグへ肉を入れてまんべんなく浸る程度にソミュール液を満たして密封、約1週間ほど漬け込めばOK。
塩抜き
1週間漬け込んだ肉はめちゃくちゃしょっぱいのでしっかり塩抜きをします。今回はボウルに水をちょろちょろ流しながら1時間ほど置いてちょうどいいぐらいでした。合間合間に端っこを切り焼いて味見してちょっと薄いかな?ぐらいが目安です。
乾燥
塩抜きができたら水気を吸い取り乾燥です。時間があるときや寒い時期なら自然乾燥でもいけますが、夏の暑い時期などはデンジャーなので文明の力を借りましょう。ちなみにこの乾燥工程をすっ飛ばすと酸っぱくて食えたもんじゃなくなるのでとても大事。
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ピチットという脱水シートでくるんで1日ほど冷蔵庫に置いておけばいいのですけど、燻製用じゃなくて業務用がオススメ。燻製用は4枚900円前後に対して業務用は32枚で約2000円の圧倒的コストパフォーマンス。燻製だけじゃなくて魚の昆布締めなんかにも使えると思います。(やったことはない)
スモーク
乾燥までしっかりできればあとはひたすら燻すのみです。長期保存を目的にしないのならガッとスモーカーの温度を上げて80〜90℃ぐらいで熱燻にしてしまってもいいと思います。今回はキャンプ場でスモークしてその日のうちに食べてしまう予定だったのでガツッと熱燻にしてしまいました。
ちなみにチップの配合でも風味は変わりますが私が最近好きなのはさくらとヒッコリーを7:3ぐらいのブレンドです。安定感のあるフレーバーならスモークウッドを使ってしまうのが手っ取り早いです。
今回は様子を見ながら1時間ほどスモークして完成。粗熱を取ってから参加者にいきわたるようスライスしたり細切れにして炙ったりアヒージョに入れてみたりして楽しみました。
細かい工程は以前に記事にしているのでそちらをご参考ください。
おまけ
さて、2日にわたっておいしいものを食べ続けた一行はキャンプ場からほど近い豆腐屋さんにてソフトクリームやおからドーナツを楽しんでお開き。(詳細はOKPさんのブログをご覧になってください)
我が家も家路についたのですが、魔が差して「なんだかうどんが食べたいね」となぜか飯能の山奥へ向かっていたのでした。
埼玉からみると奥多摩のさらに向こう檜原村から山をひとつ越え、ふたつ超え、なぜか秩父あたりまでうどんを食べに来ていることに若干のわからなさを感じますが食べたくなったんだから仕方ない!
ちなみに山とセットでこちらの浅見食堂のうどんを楽しみたい方はRED SUGARさんのブログに詳しいです。男らしいうどんを楽しめるはずです。
左が私のオーダーしたねばねば梅ぶっかけうどん、右が妻のオーダーしたぶっかけうどん。綺麗に手入れされた古民家の店内、しっかりとコシのある麺に山の中の店としてはさっぱりめの汁が味覚に涼しさを覚えさせてくれます。2日間うまいものしか食べていない幸せ状態の舌だったのに、とてもおいしい!これを登山帰りにと思うとたまりませんね。来年の春の楽しみがまた増えました。
そんな感じで楽しく幸せな時間を過ごした8月最後の週末でしたが、遊び上手な大人達のBBQまたやりたいですね。