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秩父で雪を楽しもう part1
先々週末、関東地方にもなかなかの雪が降り、街中が一昨年の大雪の反省をまったく活かさない混乱ぶり。
わずか2年前に頭を抱えた方も多かったろうに、ノーマルタイヤでズリズリ滑りまくる車にすっころぶ自転車OLなどてんやわんやの様相でした。
そんな混乱を生んだ雪が解けきらぬうちにまたしても週末は雪予報です。
我が家は渋滞が起こりがちな主要道路に囲まれてるので、交通が混乱する天候や状況になると車を出すのも一苦労なので「また雪かぁ…」と、ちょっとおっくうな気持ちになっていたんですが、「だったら最初っから外に出ておけばいいじゃん」と開き直って、雪が楽しめそうな場所をリサーチします。(仕事で同じコンセプトの企画を某スキー場で打ったものの実際は降雪なしで滑ってしまいました)
日曜なので、関越道の渋滞はそれほど気にしなくてよさそうなものの、長野や群馬まで行くと寒さも強烈だし大変そう。
もう少し近場に目を移して長瀞でライン下りはどうだろう?とググってみたところ「こたつ船」というものすごく突き刺さるワードがあるではないですか。
今まで何度か長瀞に行ったことはあるものの、ライン下りは未経験。
「雪景色の渓谷をこたつで暖まりながら川面から見る」などと、いかにもトラベル系の雑誌で使われそうなフレーズを思い浮かべながら即決です。
ちなみに長瀞の川畳から歩いて行ける宝登山の梅百花園もロウバイ(臘梅)が見頃ということで一粒で二度美味しいタイミングです。
当日は予報に反して雪が降らずスカッと好天。
雪が解けてぬかるんでたら(絵的に)いやだな〜なんて思いながら、友人と家族を乗せて長瀞に着いてみると、人はまばら。
いつもは駐車場を探すのに一苦労といった状態ですが、この日は長瀞駅前の駐車場にすんなり止められました。
車を止めて舟乗り場の岩畳へ歩いて行くと、雪はぬかるむどころか、降ってそのまま凍り付いたようにカッチカチ。
滑らないように気をつけながら岩畳に登ってみるとこんな感じに期待感が高まる光景。(写真の男性、まったく知らない方なんですが、見事にすっころんで川に転落するところでした。無事で良かった。)
こたつ舟の定員は16名。
風が強くある程度舟に重みを出さないと危険ということで、乗客が集まるまでしばらく待ちます。
程なく乗客が集まり、靴を脱いで乗船。船着場から見るとこんな感じの景色が広がっています。
写真奥側が下流、ずっとこの荒川を下っていくと東京湾に繋がっています。
こたつ舟は周遊コースだそうで、この写真とは反対側の上流へむかって10分程度上って折り返しです。
舟の準備が整って、いざ出発。
風は冷たいけど、足下は豆炭入りのこたつでほかほかです。
いきなり絶景…
さだまさしの気持ちが分かりましたよ。素晴らしい景色を目にすると本当に「あぁ」しか言葉が出てきませんね。
「あぁ、舳先側に乗っておけば良かったな…」(身体が硬いので動けない)
冗談はさておき、これは夏にカヤック決定ですね。想像してた以上に川面からの景色が素晴らしいです。
この後、宝登山へ行ったり調子に乗って奥秩父まで行ってしまい、かなり長くなりそうなので一旦ここで切ります。
そういえば、長瀞駅から岩畳までの間のそば屋に猫うどんがありました。
美味しいんですかね?
part2に続く