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メディアを起ち上げて一ヶ月の感想
ペンタックスのカメラを軸にした写真メディアを起ち上げた
すっかり更新がご無沙汰になってしまったこのブログですが、一方で写真メディアをぱくたそ管理人のすしぱくさんと運営することになりました。その経緯については以前に告知を兼ねて記事にまとめています。
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ぶっちゃけて言えば斜陽とも言える一眼レフ、その中でもお世辞にもメインストリームとは言えないペンタックスのカメラを使ったフォトメディアで、どれほどの注目を集めることができるのか?と不安いっぱいのスタートでした。しかし蓋を開けてみれば想定以上の反応をいただき、上々のスタートを切れたのではないかなと感じています。
もちろん厳しいご意見や課題もあるわけですけれど、起ち上げてから一月の間に感じたことを振り返ってみたいと思います(運営報告的なものではありません)。
もともと週刊ぐらいのペースでやれればいい設定で始めたメディアですが、運営の二人(私とすしぱくさん)が自分たちで思っていた以上に楽しくなってしまって想定以上のペースで更新した1ヶ月でした。といっても想定の更新ペースがどの程度なのかお話ししなければ始まりませんので、ザクッとこんなものというのをご紹介しておきます。
ペンタファンの基本更新ペース
読み物(各種連載)を週一本。更新ペースが掴めてきたところで曜日ごとに企画を当てはめ数ヶ月後に隔日更新ぐらいに持って行ければと考えています。気持ちとしてはデイリーで更新していきたいところですが、スポンサーがいるわけでもなく撮影や運用費用を含め運営は基本的にすしぱくさんと私のもちだしなので……
読み物としてのコンテンツがゆっくりペースにならざるを得ない代わりと言ってはなんですが、カスタムイメージの作例はできる限りデイリーで更新しようということにしています。
そして読み物と作例に加えてデータベース的なコンテンツ(機材情報であったり写真史的なもの)がペンタファンの3本柱となる構成になっています。
カスタムイメージ作例って?
さてペンタファンとペンタックスを連想させるメディア名であるものの、実はペンタックス機に依存した内容になるのは3本柱のうちカスタムイメージ作例だけだったりします。非ペンタックスユーザーにとってカスタムイメージってなに?というのが正直なところだと思いますので、これについて簡単に説明します。
カスタムイメージとはいわゆるカメラ自体に搭載されている画作り機能のことです。キヤノンであればピクチャースタイル、ニコンであればピクチャーコントロールと呼ばれるものに相当します。
ただし、これが重要なのですがペンタックスのカスタムイメージは他社のそれに比較して非常に柔軟な調整機能とそれ故のわかりにくさを持っています。勘所が分かってしまえば非常に強力ですし、写真を撮っていてとても楽しい体験を得ることができるのですが、そのことを伝えるものが少ないのが現状でした。
そんな事情を踏まえて、ペンタファンではカスタムイメージのポケットリファレンスのような使い方ができるように、カスタムイメージ作例はすべて撮って出し(またはカメラ内RAW現像)で設定値を含めて公開することにしています。(読み物記事などでは必要に応じた編集は行ないます)
カタログ語りはやらない
もう一つ重要なことがコンテンツの制作方針。ペンタファンではとにかく楽しい体験を伝えていきたいので、フィールドやスタジオでの長期使用を伴わないレビューはやらないつもりです。マンパワーがないのでカタログ読めば分かることはそちらにお任せしますということですね。(それをコンテンツにできるほどサードパーティを含めて新製品が出ないという事情もありますが……)
1ヶ月の間に感じたこと
ザクッといいつつ結構語ってしまいましたが、ペンタファンってこういうものというのがお伝えできたかと思います。ここからはこの1ヶ月で感じたことをまとめてみたいと思います。
PVなど
スタートダッシュを決めるぞ!と想定以上のペースで更新したこともあってページビューは予想の3~5倍ぐらいの値を達成できました。めちゃくちゃ低い目標なので具体的な数字は語りませんが、とりあえず初期の認知は形成できたかなと思います。ガッツガツのアフィリエイトサイトではありませんけど、赤字のまんまじゃつらいのでそこそこ数字は欲しいです。
カスタムイメージ作例の更新について
こちらはとても楽しくやれていて、順調に更新が続きそろそろ100枚に達しようかというところ。ちょっと面白いんじゃないかなという作例もありましてそれがこちら。
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カスタムイメージのデフォルト値でカラーチャートを撮影したものです。まったく同一のものを各カスタムイメージ分用意しているので、それぞれがどんな違いを持っているのかというガイドになると思います。奇をてらうなんてつもりではなく、こういった作例って他であまり出ないので面白いんじゃないかと思います。
完全に撮って出しで設定値の意図を解説したコメントまで付けて毎日更新なのでキツくないといえば嘘なんですけど、とにかく二人でたのしんでやれています。
読み物の更新について
一方でこちらは毎回難産です。起ち上げ前にある程度シリーズの軸になるアイデアは貯めて運営の二人の間で共有しているのですが、アウトラインを書いては校正して、文章がストレートすぎるのでより面白く読み進められるように文章構成をガラッと変えたり、場合によっては再撮影をしたりなので個人的なブログと比べると作業量が圧倒的に多いです。
こちらの記事ではクリップオンストロボを紹介するために最終的にウユニ塩湖を作りました。
[blogcard url=”https://www.pentafan.com/cameralife/chinese-ox-gives-a-wing.html”]
ウユニ塩湖は冗談ですけれど、なるべく似たような写真にならないようにロケーションを変えたり、切り口を変えたりしながら、写真っておもしろいんだねって感じていただけるように今後もやっていきたい。更新頻度よりも楽しさを優先したい所存です。
今後やりたいこと
やりたいことというかやることとして、いくつかの機材をスタジオ借りてちゃんと撮影しようと思っています。というのもペンタファンがぱくたそと連動する部分もあり、全てではありませんがある程度の写真はフリー素材としても公開されるので。
もう一つは個人的な活動と(写真集の制作)とリンクする部分ですが、紅葉の渓流ロケをやりたい。その撮影の様子もコンテンツ化していきたいなーと考えています。
[blogcard url=”https://spaceflier.com/entry/selfpublishing”]
ザクッといいつつ結構な文字数になりましたが、そんな感じでこれからもアゲていきますのでペンタファンをよろしくお願いします。