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厳冬の猪苗代─白鳥としぶき氷を追いかけて
ぱくたそ撮影隊、厳冬の猪苗代へ
2021年にぱくたそで撮影した福島県郡山市とのコラボ企画の写真が好評とのことで、再び冬の福島は猪苗代へ行ってきました。撮影は2023年2月の上旬、撮影メンバーはぱくたそ運営のすしぱくさん、ゴリミーのg.O.R.iさん、ARTISAN & ARTISTのアンバサダーのHertZさんと私の4名。
一時は雪がなくて撮影が成立するか不安な状況ながら、さすがに日中でも氷点下を超えない厳冬の猪苗代。一夜にして雪化粧がなり、曇天で強風が吹きすさぶハードな撮影となりましたが、結果的に4人で数百枚にのぼる成果を得ることができました。
※撮影候補の中には、強風で鳥居が吹き飛んでしまっていたり、通行止めで撮影ポイントに近づくことができなくなっていたり、私がスリップで事故ってしまったりといったハプニングもありました。今となっては笑い話ですが、本当に誰も怪我しなくて良かった……
素材の撮影時に気をつかっているポイント
実際にどんな写真が撮影されたのかは、今後ぱくたそで公開される写真をご覧になっていただくとして、私がフリー素材を撮影する場合に気をつかっているポイントについて書いてみたいと思います。
寄り・引き両方押さえる
どういう人・シチュエーションで使われるのだろう?というところから逆算して同じ被写体でも寄り・引きの両方を押さえます。例えば地域のイベント案内だったりそういう用途を考えると、どんな場所か分かった方が望ましいし、より深く興味を持ってもらうためにはディテールの写真で補足もできるとベターです。
一粒で何度もおいしい構図
寄り・引きの話と同じく、使えるシチュエーションの幅を広げるために1枚の写真からさまざまなトリミングができるようにと考えて、あまりシビアな構図にならないようにフレーミングしているという話です。
今時の高画素機であれば青枠のトリミングでもA2ぐらいの印刷には耐えられます。
シンボル化しやすいシンプルな構図
フリー素材は写真のまま使うとは限りませんよね。シルエットで輪郭だけとってシンボル化したいということもあるかもしれません。そういうシチュエーションだと水陸の境界線が白鳥に重なっていると扱いにくくなるので、背景がシンプルになるようにアングルを調整したものも撮影しています。
実際は撮影時に全部そんなことを考えてるわけではなく、セレクト時のポイントとしてという部分もあるんですが、まもなく冬の猪苗代のフリー素材が公開されますので、みなさん使ってねというお知らせでした。