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Nikon F3をオーバーホールしました
先日、新宿のニコンプラザでオーバーホールをお願いしたF3が修理・整備を終えて戻ってきました。
オークションに自分で入札していたとは言え、半分ぐらいは意図せず(落札できるとは思わず)手にしてしまったNikon F3。
電源が入らないので新宿のニコンプラザに持ち込んだのですが、修理部品のメーカー在庫も払底しかけているとのことで、故障部分のみでなくしっかりとオーバーホールを依頼しました。戻ってきた際の納品書を見ると、とにかく徹底的に整備された様子がうかがえます。
具体的な修理・整備内容は以下の通りです。
- 前板分解清掃及び各部注油
- 電気回路点検清掃調整
- 各精度点検調整
- 各接点部点検清掃調整
- 各作動部点検清掃調整
- 電源スイッチ部調整
- メモリーロックボタン(AEロック)補充
- 液晶表示調整
- シュー座部交換
- 革の張り替え
- シャッタースピードダイヤルのグリップゴムの交換
- コマ数表示窓の交換
- モルト交換
ファインダー内のチリやミラーの汚れは多少のあるものの、本当に徹底的に清掃・調整されたようで、機能に直接関わらないボディ周囲の革までリフレッシュされていて、外から見るとまるで新品のようです。
修理カウンターで確認のため、手にとって巻き上げレバーを回してみたり、シャッターを切ってみたりと動きを確認してみると、わずかな引っかかりもなく気持ちよくスムーズに動きます。
ここまでやって整備費用は22,108円(半年の修理保証付き)、落札代金と合わせて3万円弱で完調のF3になりました。
戻ってきたF3に35mm F2を早速合わせたのが上の写真ですが、EMでは似合わなかったHoocapがF3だとあまり違和感ないですね。レンズは同じ35mmなのに・・・
もともと頑丈さに定評のあるF3ですが、これで当分…というかフィルムが手に入らなくなるまでは使えるのじゃないかなと思います。
手にしたF3の感触が心地よくてニコンプラザで引き取った後、快気祝いとしてヨドバシカメラでKodakのEktarを買ってしまいました。
それにしてもF3のアイレベルファインダーは広いし(視野率100% 倍率0.8倍)見やすくていいですね。Ektarでどんな写真が撮れるか楽しみです。
Kodak カラーネガティブフィルム プロフェッショナル用 35mm エクター100 36枚撮り 6031330
- 出版社/メーカー: コダック
- メディア: エレクトロニクス
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Hoocap レンズキャップ付きフード TM-52 フィルター径52mm対応 79822
- 出版社/メーカー: フーキャップ
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2017年12月追記
ニコンが期間・MF機限定でメンテナンスサービスを開始しました。
ニコンのオフィシャルのサイトには料金等の表示はありませんが、TwitterのTLに流れてきた以下のTweetによれば、部品交換を伴わない整備・点検となるメンテナンスコースと、シャッター周りなどの修理まで含まれるオーバーホールコースがあるようです。
ニコンSCスタッフに拡散してくれ!!って言われたのでアップしときます。
ニコンMF機メンテナンス料金表。#ニコンMF機メンテナンス pic.twitter.com/DXqMyvuACh— t.amano@naturephoto* (@firepaw210) December 15, 2017
コメント
コメント一覧 (2件)
傾斜していないNikonのロゴがなんともカッコイイ!!
id:photokuri さん
コメントありがとうございます。
ロゴのみならず、各部からガシッとした頑丈さとかっこよさが伝わってきますね