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またしても返り討ちにあった紅葉の榛名神社
今年はD750という新しい武器もあるし紅葉写真に期待できるかなと考えていたのですが…
結果からいうと惨敗。過去2年に訪れた際ほどの写真は撮れませんでした。
そもそもフルサイズのダイナミックレンジが云々の前にそれほど紅葉していなかったという。
榛名神社は本当にカメラに厳しいロケーションですね。
薄暗い谷間の参道と谷の隙間から見える空まで、明暗差がかなり大きいのに木々のトーンはすごく微妙な変化で、HDRを試してみてもなかなか狙ったイメージになりませんでした。
おまけに、昨年のエントリーでこんなことを自分で書いていたくせに、すっかり忘れて似たような失敗をしてしまいました…
まぁ、今回はスティッチパノラマを撮ることがメインだったということにしておいて、今年の写真を貼っていきます。
入口である随神門をくぐると最初の見所は鞍掛岩。
光や紅葉の加減で少し分かりにくいのですが、参道から川を挟んで対岸にかかる岩のアーチです。とてもフォトジェニックなオブジェクトで、毎度カメラを向けるもののなかなかその雰囲気をうまく撮ることができていません。
鞍掛岩から少し進んだ場所にある布袋様の像の後ろに見えるこの景色が私はお気に入り。奥に見える陽が当たる場所を目指して手を伸ばすように見えるこの枝が好きなんです。D750で±1EVのブラケットをHDR合成しましたが、晴天時だとまだまだ階調が足りません。
どうしたものかなぁなんて悩みながらも、V字谷に沿って設けられた参道を歩いていると小さな祠や苔むした欄干など魅力的なものがたくさんあって反省する間もないのが怖いところ。
思わずシャッターを切ってみたはいいものの、案の定その場の雰囲気を捉えられていませんでした。
なかなかコレだという手応えを掴めないまま参道のちょうど中間点あたり。振り返ってみると三重の塔の庇と木の葉の間から傾きかけた太陽が強烈な光条を伸ばしていました。これはコレだ感があったかも。
拝殿手前にある最後の門、双龍門。背後に聳える岩と重厚感のある屋根がただならぬ雰囲気を醸しています。
門扉には双龍門の名の通り龍の彫り物が施されています。
この先の階段を少し登ると拝殿があるのですが、強烈な明度差にあえなく撃沈。榛名神社の写真はここまでで終了です。
清冽な空気に満たされたこの神社はとても好きな場所で、訪れる旅に素晴らしい光景や発見をさせてくれるのですが、写真の腕は成長してないんだなと打ちひしがれます。(毎年同じこと言ってる気がします)
お昼は満足でした
あまりグダグダと反省会をしていても気が滅入るので、この日のお昼のことで終わりたいと思います。
この日のお昼は同じく榛名山にある水沢で水沢うどんを頂きました。
入ったのは松島屋、実は2度目の来店です。このお店は4種のつゆと舞茸の天ぷらがとにかくおいしくて、過去水沢で3店舗入った中では一番のお気に入りです。(写真は特ざるセットの竹で、つゆは左から山菜、なめこ、醤油だれ、ごまだれで1,670円です)