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寒いと感じたら夜空を見上げてみよう
関東地方では54年ぶりに11月に初雪が降ったりと、急に冬の気配が近づいてきました。
寒くなるということは湿度が低くなる、つまり空気が澄んでくるということなので、街中からでも星がよく見えるようになる時期ですね。
そういうわけで、さっそく雪の降った翌日、まだ雪の残る近所の公園へ星空撮影の練習に行ってきました。ここは12時を過ぎると照明が落ちて植樹が周囲の街灯りを遮ってくれるので便利なトレーニングスポットなのです。
まずは良さそうな構図を探しながら1枚。
分かりやすい冬の星といえばオリオン座。空は晴れ渡っていますが池からもやが立ち上がってきました。これは吉と出るか凶と出るか、ちょっと面白いシチュエーションになってきました。
ひとしきり縦構図で練習をしたら、足下までもやもや。大霊界の様相です。
星を撮るには厳しい条件になってきましたが、植樹の合間から漏れる街灯の光が面白い雰囲気を作っていました。
星空としては有名な鑑賞スポットに並ぶべくもありませんが、これはこれで街中の星景として楽しめそうです。
そして、次の夜。
またしてもキリッと冷え込む夜だったので、今度はオリオン座ではなくオリオン大星雲を同じ場所から撮影してみました。(毎年の恒例行事みたいなものです)
持てるレンズで最大の望遠になるMZD 40-150mm F2.8 PROにテレコンバーターMC-14を付けて35mm換算420mm相当をさらに2倍にクロップ・拡張していますので840mm相当といったところ。ボディはOM-D E-M1です。
同様の機材で昨年も撮っていますが、撮影・現像テクニックが上がったのか、これまでで最もよく写っていました。
本来ならこの領域の天体撮影では赤道儀を使うべきなのでしょうが、その予算はなぜかD750になってしまいましたのでISO6400/F4.0/2秒でギリギリを狙いました。
感度を上げた分ノイズは当然増えているのですが、1年前に撮ったものやISO3200のものと比べると淡い濃淡の差は歴然とありました。
これからの季節、晴れた日は夜空で遊ぶのがますます楽しくなりそうです。
アルミ三脚の方は防寒対策しておくのがオススメです。