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秩父で追いかける小さな自然
わらじかつでお腹を満たした(いや満たしすぎた?)後はそろそろ見頃を迎えようというミューズパークの梅園で少し早めのお花見です。ミューズパークの梅園は武甲山を正面に望む斜面に600本ほどの梅が咲く公園で、天気も良く暖かだったこの日は梅を愛でるには最高の日でした。
ミューズパークの梅園は小鳥がいっぱい
この日の狙いは梅とメジロを合わせたウメジロー。今年は通勤途中に河津桜とメジロの組み合わせは撮れたものの、梅とメジロの組み合わせには出会えていません。
梅を愛でつつメジロにも期待しつつ、その他の小鳥も注意深く観察していると頭上からコツコツと響く音。音がする方を見上げてみるとコゲラ(キツツキ)がいました。
今回もE-M1 MarkIIでプロキャプチャーモードを使って樹上の小鳥を追ってみます。しかし、相手は小さく動きの速い鳥。いくらカメラが高性能でもにわか仕込みではなかなかうまく捉えられません。ピントは合っていても速い動きを止めきれず歩留まりで言えば1%とかその程度。
視線を他の木へ移してみるとこちらにはエナガ。枝の上をぴょんぴょん飛び跳ねながら樹皮の下の虫をついばんでいるようです。こちらもコゲラと同じくしっかり止まったのはほんのわずか。自宅に帰って撮影設定を確認してみると最低でも1/2000以上のシャッタースピードは必要なようです。
他にもシジュウカラなども追いかけてみましたが、なかなか思うようにはいきませんね。結局メジロにも会えず仕舞いでしたし、小鳥の生態を学ぶところから始めないとと痛感しました。
春を満喫しているのは小鳥だけではない
さて、小鳥には惨敗だったものの花の周りをチラチラ飛び回るものが他にもいます。それはミツバチ。近寄る人間に脇目も振らずせっせと働く姿がかわいらしい。
鳥も押さえられないのにより小さく速いミツバチなんてと思わなくもないのですけど、こちらも望遠撮影ならではの世界があります。MZD 40-150mm F2.8に1.4倍テレコンを装着して210mm(420mm相当)。それをさらにガツッとトリミングしているので画角は1000mm相当ぐらいでしょうか。
苦労しながらあっちこっちに飛び回るミツバチをなんとかフレーミング。シャッタースピードを1/2500まで上げてようやく羽が写りました。完全に止めるには1/4000以上が必要な感じ?よく見ると後ろ足の根元に花粉団子が着いています。
逆光に透ける梅の花とミツバチ。1/1000では枝先のほんのわずかな揺れでも拾ってしまうようです。今回の経験を踏まえて次回はもう一歩突っ込んだ撮影をしてみたいと思います。両眼視も鍛えなきゃね。
夕日に染まる秩父
日が傾く頃までミューズパークで散策を楽しんだら、最後に羊山へ寄って夕日に染まる武甲山と秩父の街を眺めて帰ります。芝桜の植え込みが始まっているので踏まないように気をつけながら地面すれすれからパチリと。昼間、在りし日の武甲山の写真を見た後だったり、先日秩父生まれの方の話を聞いたばかりなだけに様々な思いがよぎります。
同じく羊山の反対側。こちらからは夕日に染まる秩父の街並が一望できます。ここからの夜景写真はよく見かけるのですが、雲海写真では見ないのでここは雲海に飲まれてしまうのでしょうか?
今回のカメラ
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