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プラモやフィギュアは撮影スキルを上達させる良い教材
タイトルで全部言っちゃうやつです。つまりそういうことなのですけど、人型の模型であるっていうのは結構大きなポイントだよねというお話です。人型であるということよりも目があることと言った方がイメージしやすいかも知れません。
今回のモデルはSuper Fumina Titans Maid Ver.です。模型屋に中古(未開封)で置いてあったので確保しました。
人型であるメリット
リンゴの観察はデッサンやライティングの基本ですね
ぶっちゃけてしまうとライティングを学ぶのならモチーフは何だっていいんだと思います。例えばリンゴとか。
しかし、人型というか顔、もっと言えば目があるというのはライティングや構図による表情の変化が分かりやすく、質感が変わるポイントを探りやすいんですよね。冒頭の写真と失敗例の写真を見比べてもらえば一目瞭然です。冒頭の写真では「キャラクター」としての存在感が出ていますが、失敗例の写真では「ただのプラスチック」です。
まったく同じモノ、同じ場所、同じカメラで撮っても光が違うとこれだけ分かりやすく変わります。人は顔の様なモノを認知しやすいという特性からですが、光が決まった瞬間、プラスチックそのものから息の通ったキャラクターへ生まれ変わるというのは、ライティングのトレーニングをする上で良いモチベーションとなります。
キャラクターのバックグラウンドを考えることも上達を助ける
さて、人型であるということが練習素材として良いということは分かりました。キャラクターが付いているというのもひとつのポイントです。Super Fumina Titans Maid Ver.ということを思い出してください。そう、このモデルにはTitansとMaidという属性が2つも付いているのです。
こういった属性はトレーニングするための良いヒントになります。今回は一貫して白バックに自然光+LED定常光1灯で撮影してみましたが、属性から連想したテーマに合わせてさまざまなライティングのバリエーションを展開しやすいのです。
白バックでダークトーンを狙い通りに作るのには自然光+LED定常光1灯だけでは足りない、もういくつか光源が必要そうだなみたいなことが実感として分かるだけでも大きな収穫。
そして、この過程で得た知見は風景でもフードでもさまざまなシーンの撮影に活かせる技術。だからみんなプラモを作って写真を撮ろう!というお話でした。