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新宿御苑大温室
カメラのメンテナンスに新宿へ
愛用のカメラOM-D E-M1 MarkIIにブロアでも飛ばしきれないセンサーダストが溜まってきたので新宿のオリンパスプラザへ清掃をお願いしてきました。といってもボディを預けて3〜40分程度で終わってしまうのでサービスセンターに預けている間、ショールームでカメラやレンズを触っていればあっという間です。
300mm F4のスピード・キレ、F1.2の17mmや45mmといった新レンズにTG-5はいずれも魅力的な製品ですが仕事を言い訳に購入しにくい… そんな中で最も印象に残ったのはPEN-F。モノクロモードとサイズ感が散歩の気分をグッと上げてくれそうな仕上がりで17mmや75mmのF1.8シリーズとのマッチングに「ほら、いっちゃえよ」という声がどこからともなく聞こえてくるようです。
西口の魔窟へ
小一時間でセンサー清掃は終わり、E-M1 MarkIIはスッキリ。料金は1,080円でファームアップも同時に済ませてくれますし、異常があれば修理の案内もしてくれるので検診的な意味でも定期的にお願いしてもいいかもしれません。
閉園間際の新宿御苑へ
さて、用事が終わってランチのあと西口の魔窟探検した後、新宿御苑へ。お目当ては大温室です。といっても入館は15:30まで(この時点で15:20ごろ)で閉館は16:00。
温室ということで湿度はお察し、カメラは冬の屋外をブラブラしていたおかげで冷えてます。しかし閉館までの時間はなくカメラを慣らす時間はありません。結露してモヤモヤになるだろうことは容易に想像できますが、それもまた楽しむことにしましょう。経験的にこの程度で手持ちのカメラ(E-M1 MarkIIとα7II)が壊れることはなさそうですし。
案の定、前玉はビショビショですが、曇ったガラスに沈みかけた太陽が幻想的なグラデーションを描きます。
ファインダーも曇っているので大ざっぱな構図しか分かりません(笑)
こういうときはライブビューにヒストグラムを表示してピーキングもオンにすれば、うっすらとでもおおよそ判断できるのがミラーレスのいいところ。
しばらくするとカメラの温度が馴染んでしまって曇も晴れてきました。こうなると皮肉なものでもっと曇った状態を楽しみたかったみたいな気持ちが湧いてきてしまいます。それにしてもヒスイカズラの色はキレイですね。
クモリが晴れたら色と光を楽しむ
クモリが晴れてしまったらただ花壇とスルーしてしまうのは面白くありません。幸い冬の新宿御苑は日没が閉園時刻に近い時間帯。今の時期にしか見られない光を拾い集めることにしましょう。ちなみにヒスイカズラの写真からはMakro-Planar 2/100で撮影したものですが、このレンズはとっちらかりがちな光線条件もうまくおさめてくれる頼もしいレンズです。
最後にこの日の新宿御苑らしい一枚を。
今回は駆け足になってしまいましたが、また改めてじっくりと鑑賞しにきたいところです。