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多彩な白に彩られた朝
2018年1月22日、4年ぶりに関東地方へ大雪が降りました。その日は早々に仕事を切り上げ事なきを得ました。そして翌朝に川越市内にある伊佐沼で白銀の夜明けを撮るべく、夜のうちに雪かきをし5時にアラームをセット……までは良かったのですが、やはり雪かきの疲れで起きられずベッドの中でもぞもぞしてしまいました。
しかししかし。
カーテンから漏れてくる光に朝焼けの雰囲気を感じ、意を決してベッドを抜け出します。行き先は離れた伊佐沼では道路事情で間に合わない可能性があったのでより近い水上公園へ変更しました。
ということで、冒頭の写真はその道中。朝焼けをバックに靄が立ち上がり気分はもう小学生。いつもならここから少し右を向くと富士山が見えるのですが、さすがにこの日は厚い靄でその姿は見えません。
車を停めて公園内に入っていくとそこには予想外の光景が広がっていました。犬の散歩をする人が2人ほどいるだけで池の周りはノートレース。よく見れば猫の足跡が残っていましたが足跡の主は見当たらず。
頭が小学生に戻っていた私、写真を撮るとかわりとどうでもよくなって雪の中に大の字で寝転がったりして遊んでいました。ちなみに池の鴨たちは通常営業、私が空へ放る雪のきらめきをエサと勘違いしたのかこちらへ泳いできます。
そうこうしているうちに日が昇ってきました。いつもはアレがなければな〜なんて思う鉄塔も関東平野の非日常を表してくれる頼もしい存在。
それにしても白一色に覆われた公園がいつも以上に多くの色に彩られています。(といってもカメラで撮るからホワイトバランスの影響でこうなるわけで、実際はだいぶ白に近く見えているわけですけど)
こんもりかわいい植木。(※ここは埼玉県川越市です)
鉄塔がなければ住宅地の中とは思えない光景ですが、これも前夜に雪かきをしておいたご褒美です。北海道が撮影地として(だけではないけど)人気なわけがわかってきました。
さてさて、身体も冷えてきたしそろそろ帰ろうかと思ったその時、目の前の池の様子が急激に変わります。
なにこれ!こんなの聞いてない!とっさのことで絞りが開けっ放しで飛んでいる群がややフォーカスから外れてしまいました。
というわけで絞って改めて。と思ったら今度は飛ばない(笑)
その後、しばらく待ってみたのですが、日も高くなってきてボーナスタイムは終了。次に大雪が降る日にもう一度チャレンジしてみたいですね。4年ぶりの大雪という非日常を楽しんできたよというお話しでした。