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ひとりの少年が偉大なクリエイターになるまで ─ 今石洋之の世界
40年ほど前、宇宙に浮かぶ都市を内包した建造物が地上に落ち地上を焼き払う、そんなアニメがひとりの少年の心に情動の炎を灯した。いうまでもなく機動戦士ガンダムだ。現在、所沢市の角川武蔵野ミュージアムにて開催されている「今石洋之の世界 『グレンラガン』『キルラキル』『プロメア』を作った男」を観てきた。
「ザクがこんなところに現れたらワクワクするなー」
「この話は面白いからマンガにしてみんなに見せてやろー」
「こう描いたらもっとかっこよくなるな!」
子どもの頃に誰しも(?)心の中に持っていた小さな炎。その勢いを衰えさせることなく数十年と燃やし続けた結果どうなったか。
「今石洋之の世界 『グレンラガン』『キルラキル』『プロメア』を作った男」はそんなプロセスが明快に示しながら、ひとつひとつの作品の制作プロセスも、一片のメモから企画が起ち上がり、ラフを起こし、デザインが決まり仕上がっていく様も丁寧に大胆にエンタテインメント性を伴って構成された展示だった。
トリガー作品の好き嫌いは置いといて、絵を、写真を、映像を志す人に熱量とこだわり方について大いに刺激になる機会だと思う。すごいよ。
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