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素足を拡張するハイキングシューズ「MERRELL WRAPT」
普段使いからちょっとしたハイクまで1年半ほど履いてきたSALOMONのOutline Wide Gore-TEX。軽くてグリップも良く、Gore-TEXのおかげでちょっとした雨や水辺でも快適に歩けるので気に入っていた。とはいえ……1年半と少しの間、オン・オフ含めほぼメインで履いていたおかげですっかりアウトソールは磨り減り、そろそろ次の相棒を探す必要が出てきた。
そんなわけで、出かけるたびにトレイルランニングシューズやローカットのハイキングシューズを探していたのだが、気に入ったトレランシューズはどれも「ちゃんと」しすぎていてオンロードで履くには(価格も含め)気が引ける。もう一方のハイキングシューズもオフロードでは気にならなくてもオンロードでは(ルックも含め)重たすぎる。
そんな中で目をひいたのがMERRELLのWRAPTというハイキングシューズだ。
素足感覚を大事にしたというベアフット設計は、KEENのJasperを彷彿とさせる履き心地で、家の中からそのまま外へでかけたような感覚が得られる。
[Barefoot (ベアフット) シューズとは]
https://merrell.jp/products/mens_wrapt
普段使わない筋肉やバランス感覚など、人間の身体本来の力を引き出すために生まれた0mmドロップ設計の裸足感覚トレーニングシューズ。必要最低限まで素材・機能を削ぎ落としているため、足に低負荷をかけトレーニング効果を上げたり、動作改善を促し怪我予防に期待できる。ベアフットシューズはランニングやフィットネスでの使用はもちろん、デイリーユースから使用することを推奨。
たいていの靴はかかとが高くやや前傾になるので最初はちょっと気になるが、慣れてくると足指から股関節まで「地面を掴んでいる」感覚が得られて歩くのが楽しくなるのだ。
私が選んだGRANITEというカラーはグレーのアッパーにオレンジの差し色で、まるで道路の警告表示のようだが「足下に注意しながらしっかり歩けよ」というメッセージにも感じられて「歩く」気分が引き締まる。
これは以前のカメレオンシリーズで採用されていて、濡れた路面で滑りやすかったタコの吸盤のようなパターンをネガポジ反転してグリップも別物になったんだぞというMERRELLなりの意思表示なのかも知れない。