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江戸東京たてもの園に行ってきた(前編:東ゾーン)
ここのところ仕事が立て込んでいて、少々イライラが募ってきてたので気晴らしに小金井の江戸東京たてもの園に遊びに行ってきました。
天気は雲がかかってどんよりしていましたが、ほどよく涼しい風も吹いて心地よく回ることができました。1点のトラブルを除いては・・・
入口となるビジターセンターです。皇紀2600年の記念式典で使用された式殿を移設したものだそうです。なるほど立派なわけだ。
そんな立派なビジターセンターを前にして我が家の女性陣はクローバー探しに夢中になっていましたが・・・
この日は都合によってあまり時間はとれなかったので、じっくりと見て回るのは次回のお楽しみということで、疲れない程度にサクサクと見て回ります。まずは、入ってすぐの高橋是清邸。
第20代内閣総理大臣のお宅ということになるのですが、意外にも質素な内装です。
質素ではあるものの、私、こういった柱や梁の直線が入り乱れた感じ好きです。
出だしから好きな感じの建物に会えて、意気揚々と2階へあがったところで悲劇に見舞われました。
クラシックな建物が集まる場所ということで、ここぞとばかりにフィルムカメラのNikon F3も持ってきていたのですが、バッグから出してシャッターを切ろうと思ったらレリーズできない・・・
この間オーバーホールしたばかりだし故障というのは考えにくい。もしかしてと思ったら、まさかのフィルムカメラの方が電池切れでした。LR44はコンビニなどでも扱っている手に入りやすい電池といっても、さすがに園内の売店などにはありません。あぁ、なんと残念な・・・
後悔したところでF3が動くようになるわけじゃないので、この日使おうと思っていたフィルム Kodak Portra400 をVSCO Filmでシミュレートしてお茶を濁します。
気を取り直して、高橋是清邸を出て少し歩くと、なにやら素敵な雰囲気の匂いがしてきます。
路面電車!
私、中学・高校時代はこういう電車に乗って通学してたのでとても懐かしい。
そうそう。電停に停まるとドアの向こうにこんな感じで街が見えてね、って見えてたのは全然違う広島の街ですけどね。
東ゾーンはこんな感じで通りが作られているので手前から奥のお風呂屋さんへ向かって順番に見ていきます。
一番手前の荒物屋さん。
なんだかこういう店、地元の川越にもあったような。
間の路地。
いいですね、こういう雑多感と苔むした感じ好物です。
左奥の和傘問屋と醤油店。
川越に住んでいるとこういった光景はそこまで珍しいわけではないのですが、周囲の植栽まで含めるとなかなかここまで整った景観には会えません。特に和傘問屋の奥から爽やかな風が吹いてきそうな空間に、思わずしばらく立ち止まって眺めてしまいました。
ようやくたどり着きました。子宝湯。
脱衣所には古風な体重計があって我が家のお嬢は乗ったり下りたりして遊んでいました。体重いくつ?と訊かれたので目盛を呼んでみると少し大きくなっていました。
浴場の隅っこからパノラマでどーんと。
ちなみにこちらは女湯。仕切りの壁に描いてある絵は一寸法師?
男湯は扇の的を射落とす那須与一と八艘飛びをする義経でした。平家物語好きだったんですかね?
浴槽の中から。イイ湯だね。
風呂上がりにここで珈琲牛乳をぐいっとやったんでしょうね。コーヒーじゃなくて珈琲。
番台からの眺め。
ほうほう、こんな感じだったのですね。
「#ファインダー越しの私の世界」ならぬ 「#番台越しの風呂屋の世界 」
すいません。言いたかっただけです。
引き返してきて三省堂。
三省堂ってあの三省堂ですよね?
もちろん展示用ではあるのですが当時の文房具店の様子を目にすることで、文字を書くということがいかに重要だったのかというようなことを感じます。
後編の西ゾーンはこちらからどうぞ。
コメント
コメント一覧 (2件)
タケルさん!
ここ行きたいと思っていたんです!
千と千尋の神隠しのモデルにもなってるんですよね?
一番下の写真の部屋は釜爺の部屋のまんまですね~!(笑)
id:trick-spec さん
すごく楽しめる場所でしたよ!
実はコメントいただくまで気づいてなかったんですが、そうみたいですね~
ジブリのスタジオからも近いですし気がついてないけど、他にもモデルになってるものあるのかもですね