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クリアで落ち着いたトーンの標準彩度プリセット「エセルナ STD」(LR & CPC)
先日、フジフイルムのフイルムシミュレーションを参考に、Nikonのカメラ要に調整したカスタムピクチャーコントロール(CPC)と、どのメーカーのカメラでも使えるようにLightroomプリセット化したエセルナ(ESERNA)を公開しました。
公開後、Twitterのハッシュタグ #エセルナ を追いかけているとおおむね好評をいただけているようで嬉しい限り。とはいえ、要望というほどでもないのですがちょくちょくと彩度足してるという声も聞こえてきたり、実際に自分でもこのトーンで標準的な彩度のプリセットがあれば使いやすいなと感じていたこともあったのでバリエーションを作ってみることにしました。
コンセプト
元のエセルナはフジフイルムのフィルムシミュレーションを参考に汎用化したものだったのでエセ(似非)ルナというネーミングにしました。今回はさらにそこからの派生ということでネーミングは迷ったのですがあまり好き勝手に付けても後々とっちらかりそうなのでESERNA STDということにしました。
色の設計はエセルナの色合いを極力ずらさないようにしながら標準的な彩度としました。またフジのエテルナがシネマフィルムのシミュレーションであったようにESERNA STDでは現代の標準彩度のリバーサルフィルムはこうあって欲しいという特性を目指しています。
今回のパッケージではLR版に ESERNA STD I / II と効果の度合いで2種類のプリセットを用意しました。また、CPCはLR版の ESERNA STD I 相当のものともとの ESERNA をパッケージにしています。なお、今回の ESERNA STD I ではLR版とCPC版でほぼ同様の色合いが出せるようになりました。
サンプル
実際の適用サンプルです。それぞれ左が ESERNA STD I 、右が ESERNA STD II です。CPC版は ESERNA STD I とだいたい同じ仕上がりがJPG撮って出しで得られるとイメージしていただければ。
ダウンロードと使用方法
LR プリセット版
ダウンロード:ESERNA LR STD
LR版のインストール
Lightroomの環境設定を開いてプリセットタブから「Lightroom プリセットフォルダーを表示」ボタンをクリックします。するとWinでもMacでもLightroomのプリセットフォルダーがエクスプローラーなりファインダーで開きますのでその中の「Develop Presets」へ先ほどのZIPを解凍してできたフォルダーをコピーしてください。
※ 2018/4/4アップデートのLRCC 7.3にてプリセット周りの仕様が変更されています。これまでプリセットは.lrtemplateという拡張子のファイルでしたがXMLベースの.xmpとなっています。インストール方法は以前のようにプリセットフォルダーへコピーをするか、現像モジュールのプリセットペインから読み込みを行うかで可能ですが、パッケージ版(非クラウド版)では読み込めないというコメントも頂いており対応できないか調べています。
Nikon CPC版
ダウンロード:ESERNA CPC [ESERNA & STD PKG]
CPC版のインストール
インストールはお使いのメディア(メモリーカード)の最上層ディレクトリにZIPを解凍してできたNIKONというフォルダをそのままコピーすればOKです。
コピーするのはここ。
もしコピーで上手くいかないという場合はPicture Contol Utility 2にいったん読みこんでからカードに書き出しを行えばいけると思います。カードにコピーが出来たらあとはカメラ側で読みこむだけです。
このプリセットについて
さて、いつものアレです。
本プリセットは基本的に無償のソフトウェア(というほどでもない)ですが、「こいつぁすげぇぜ!」とか「エセルナでお金持ちになれました!」といったようにお気に召された方がいらっしゃいましたら 欲しいものリスト より差し入れをいただければ高彩度版などがリリースされるかも知れません。